ヒューマンライフコード
2025-10-17 11:13:20

再生医療の未来を切り開く!ヒューマンライフコードが15.7億円調達

再生医療の未来を切り開く!ヒューマンライフコードが15.7億円調達



2023年、ヒューマンライフコード株式会社は、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」が運営するプラットフォーム「FUNDINNO PLUS+」を介して、約8億円を追加で調達し、累計で15.7億円の資金を確保しました。これは、臍帯由来の間葉系間質細胞(UC-MSCs)を利用した再生医療製品の実用化を見据えたもので、特に医療業界の発展が期待される内容です。

代表取締役社長の原田雅充氏は、「今回の資金調達により、世界初の臍帯由来細胞を用いた医療産業の構築へと進めることを目指す」と話し、UC-MSCsを基盤としたグローバルなエコシステムの構築が投資家から高く評価された結果であると述べました。

具体的な施策と期待される効果



この資金により、主なプログラムである造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)に対する第Ⅲ相臨床試験がスタートする可能性が高まっています。これにより、既存の治療法であるステロイド治療では対応が難しい疾患に対し、持続可能な細胞治療が社会で実用化されることが期待されています。

また、ヒューマンライフコードは、再生医療に特化した細胞製造・供給ネットワークの整備も並行して進めており、疾患に苦しむ多くの患者に新たな治療の選択肢を提供する計画です。これによって、患者の生活の質を向上させ、健康寿命を延ばすことが目指されています。

投資家と社会へのメッセージ



原田氏は、エンジェル投資家からの支援を心から感謝し、彼らの資金が企業にとっての信頼の証であることを痛感しています。効果的な臍帯組織を用いた治療の実現に向け、企業一丸となって努力していくことを強調し、1日でも早く多くの患者に貢献する意欲を示しました。

ヒューマンライフコードと再生医療のビジョン



ヒューマンライフコードは、国産の臍帯を利用して細胞製品を製造し、この技術を基盤に難治性疾患を克服する道を模索しています。彼らのビジョンは、患者が健康で心豊かな生活を送ることができる社会作りの実現です。これに向けた取り組みは実績として、多くの受賞歴もあります。

特に、2023年には「日本オープンイノベーション大賞」で厚生労働大臣賞を受賞し、今後の更なる発展が期待されています。

まとめ



ヒューマンライフコードの最新の資金調達は、再生医療の未来に一歩近づく重要なステップです。UC-MSCsの実用化を通じて、医療の新たな可能性を切り開き、患者に希望をもたらす活動は、今後ますます注目されることでしょう。新しい治療法の普及へ向けた彼らの努力に、私たちは期待せずにはいられません。


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会社情報

会社名
ヒューマンライフコード株式会社
住所
東京都中央区日本橋堀留町1-9-10日本橋ライフサイエンスビルディング7 5階
電話番号

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