セカンドハーベスト・ジャパンが農林水産大臣賞受賞
日本初のフードバンクであるセカンドハーベスト・ジャパン(以下、2HJ)が、このたび「第一回食と農をつなぐアワード」で農林水産大臣賞に選ばれました。このアワードは、農林水産省が推進している国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環として立ち上げられたもので、食の持続可能性と食料供給システムを理解し、支援するための表彰制度です。
アワードには、「食品の安定供給」「食品アクセスの確保」「持続的食料システムの確立」「スマート農業技術等の開発・普及」の四つの部門が設けられており、それぞれの関係者の努力を讃える意義があります。2HJはこの中の「食品アクセスの確保」部門で評価されました。
2HJは、長年にわたり生活困窮者や被災地に向けた食支援活動を展開してきました。この実績をもとに、持続可能なフードバンクの運営方針を明確にし、その成果を広く展開するための取り組みを行っています。これは、特に厳しい状況にある人々にとって重要な食料のアクセスを保証するために極めて貴重な活動です。
受賞を通じて、2HJはさらなる取り組みを加速していく意向を示しています。平常時だけでなく、有事の際にも、人々が必要な時に栄養豊富で安心できる食品を手に入れられるよう、フードセーフティネットの構築に尽力することを目指しています。
2HJの活動は、地域の生産者や食材事業者、消費者との連携に支えられています。彼らは、食料の安定供給を目指して力を合わせ、持続可能な方法で食品システムの理解を深めることに貢献しています。その結果、分野における横のつながりを強化し、全国での活動を広げています。
また、官民の幅広いステークホルダーと協力し、フードバンクとしての役割を果たしつつ、地域全体への貢献も重要な使命と位置付けています。今後もその理念を持って、必要な支援を続けていくことが期待されるでしょう。
アワードの詳細については、公式ウェブサイトや農林水産省のプレスリリースを参照することで、さらなる情報を得ることができます。これからも2HJの活動に注目し、支援していきたいものです。
公式サイト: