ASOLAB.が松川村と結んだ新たな協定
長野県松本市に拠点を置くドローン企業、
株式会社ASOLAB.が、松川村との間で災害時のドローン活用支援に関する協定を締結しました。この協定は2026年8月25日に行われた調印式で正式に結ばれ、ASOLAB.としては自治体と締結する防災協定はこれで4件目となります。
協定の背景と目的
近年、自然災害の増加に伴い、特に道路が寸断されることによる孤立集落への支援物資の遅延が大きな課題となっています。ASOLAB.は、ドローンスクールの運営や測量、点検、空撮などの実績を通じて技術力を高め、これらの知見を地域の防災に役立てるために松川村からの協力要請を受け、この協定に至りました。
協定の主な内容
この協定には以下のような主要な内容が含まれています:
- - ドローンによる支援物資の輸送
- - 孤立集落での人命救助活動への参加
- - リアルタイムでの状況把握のための映像共有
- - 被害状況の確認
調印式とデモンストレーションの実施
調印式の後、晴天の中で実施されたデモンストレーションでは、実際の災害対応を模した活動が披露されました。デモは三つの主要な内容で行われました。
1. 要救助者捜索デモ
最初に、Matrice 350 RTKにZenmuse H30Tを搭載し、松川小学校の校庭で要救助者を捜索するデモが行われました。ドローンは赤外線と可視カメラを用い、想定された要救助者三名を迅速に捜索し、位置情報を報告する技術をデモンストレーションしました。実際の捜索活動に即した内容で、参加者からリアルな感覚を得ることができました。
2. 物資輸送デモ
次に、DJI FlyCart30を使用した物資輸送のデモが行われ、2リットルペットボトルが入った箱を二つ、合計約24kgを積載して迅速に輸送しました。このデモにより、道路が寸断された地域への迅速な物資配送の実現可能性を示しました。
3. 鳥獣害調査デモ
最後には、川西運動公園を離着陸地点として使用し、西山を赤外線と可視の二画面で捜索する鳥獣害調査デモが実施されました。このデモでは、赤外線カメラによるデータ収集が行われ、自然環境への理解を深める内容となっていました。
ASOLAB.の今後の展望
ASOLAB.は今後も自治体との防災協定を積極的に締結し、実践的なデモンストレーションを通じてドローン技術を活用した地域の防災力の向上に努めていく方針です。防災という観点からも、多くの人々の命を守るための先進的な取り組みが期待されています。
会社概要
- - 社名:株式会社ASOLAB.
- - 代表者:代表取締役原 数幸
- - 所在地:〒399-0014 長野県松本市平田東2丁目14-5
- - 設立:2022年8月
- - 事業内容:ドローンを用いた総合サービス、ソフトウェア開発、ドローンスクール運営
- - URL:ASOLAB.公式サイト
この新たな協定が、地域の防災力向上に寄与し、将来的に必要な支援が迅速に行える体制を整える一助となることを期待しています。