アドテック新型コンピュータ
2024-10-01 15:03:17

アドテックが高性能を追求した新型産業用コンピュータを発表

アドテックが新たに発表した「Ultra 100 BOXシリーズ」は、業界標準を超えた性能を備えた産業用コンピュータです。このシリーズには、NUC BOX-155H/125H、NUCS BOX-155H/125H、iBOX-155U/125Uの計6モデルが含まれ、2024年10月1日(火)から販売されます。

新製品は、Intelの第14世代Core Ultraプロセッサを搭載しており、高性能かつコンパクトな設計が特徴です。最近の産業界ではAI技術や画像処理が欠かせない存在となっており、この新シリーズはこれらの要求に応えるべく開発されました。強力なCPUが提供する処理能力はもちろん、内蔵GPU「Intel Arc Graphics」により、従来よりも優れた画像解析能力も実現しています。

特に、産業現場での過酷な環境状態に耐えうる耐久性を兼ね備えており、不具合が起きた際には、その耐障害性が存分に発揮されます。例えば、AIを活用した外観検査や光学検査などのシーンにおいて、業務の効率を大幅に向上させることができます。

また、AI処理専用の「Intel AI Boost」を搭載することで、AI関連タスクの効率化とスピードアップも図っています。これにより、産業現場でのAI活用がより現実のものとなるでしょう。

モデルラインナップと利用シーン


「Ultra 100 BOXシリーズ」は、利用シーンに応じてさまざまなモデルが揃っています。ファン搭載のコンパクトモデルからファンレスモデルまで、幅広い選択肢があります。具体的には、NUC BOXシリーズにはNUC BOX-155HとNUC BOX-125Hが含まれ、NUCS BOXシリーズにはスリムなNUCS BOX-155HとNUCS BOX-125Hがあります。さらに、iBOXシリーズもあり、異なるニーズに応じた設計がなされています。

主な利用シーンとしては、AI処理、画像解析、産業用途向けの制御、装置組み込み向けPC、オートメーションなどがあります。これにより、各ジャンルのクライアントが期待するニーズに的確に応えることが可能です。

さらなる進化「VMD RAID」機能


新しい「Ultra 100 BOXシリーズ」は、RAID機能「VMD RAID 0/1」にも対応しており、データ保全のニーズに応える機能を備えています。このミラーリング機能は、特に近年増加するエッジAI処理環境でのデータ復旧や冗長性を保障するため、重要な要素となるでしょう。

会社背景と信頼性


アドテックは1983年に設立され、長年に渡る経験と実績を持つ電気機器メーカーです。国内製品や品質管理のノウハウを生かしながら、ASRock Industrialと提携した製品を開発しています。現在は、IoTやフードテックなどの新たな分野にも積極的に進出しており、高品質な産業用PCソリューションを提供し続けています。

「Ultra 100 BOXシリーズ」の登場により、アドテックはますます高まる産業界の要求に応え、今後の成長を加速させることでしょう。新たな技術革新とグローバルな視点で、幅広い業種での活躍が期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
株式会社アドテック
住所
東京都中央区築地2-1-17陽光築地ビル7階
電話番号
03-3541-5080

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。