京都のクラフトビール醸造所「京都醸造株式会社」は、世界屈指の醸造家、ジェームズ・フォックス氏を新たに醸造責任者(ヘッドブルワー)に迎えました。
フォックス氏は、アメリカを代表するクラフトビール醸造所「Stone Brewing Company」や「Ballast Point Brewing Company」で、製造から品質管理まで幅広い業務に携わってきました。長年の経験と知識を積み重ね、世界トップレベルの技術を習得した氏は、日本のクラフトビール業界に新たな風を吹き込む存在として期待されています。
京都醸造は、2014年の創業以来、伝統的なベルギービールとアメリカのモダンなホップを融合させた独自のビール造りで、国内外のビールファンを魅了してきました。しかし、2023年末に創業メンバーの一人であるクリス・へインジ氏が退社したことを受け、新たな醸造責任者の選定を進めてきました。
今回、フォックス氏の加入によって、京都醸造はさらなる飛躍を目指します。フォックス氏は、これまで培ってきた経験と技術を活かし、京都醸造のビール造りを新たなステージへ導くだけでなく、日本のクラフトビール業界全体の成長に貢献していくことを目指しています。
フォックス氏就任後、京都醸造では、新体制で醸造された特別限定醸造ビール「あらためまして」を近日中に発売予定です。フォックス氏が醸し出す革新的なビールは、日本のビール愛好家のみならず、世界中のビールファンを驚かせることでしょう。
京都醸造は、フォックス氏の加入を機に、従来の品質へのこだわりを維持しながらも、さらなる技術革新に取り組み、これまで以上に幅広い層のビール愛好家に愛されるビール造りを目指していきます。