性病に関する意識調査の結果
最近、性感染症に関する意識がますます重要視されています。性感染症内科ペアライフクリニックでは、男女313名を対象にした「性病に関する意識調査」を行い、その結果を発表しました。この調査の目的は、性感染症に関する認識や予防意識の実態を明らかにすることです。
調査概要
今回の調査は、2025年2月から3月の間に行われ、調査場所は横浜院、渋谷院、名古屋院、札幌、大阪梅田のペアライフクリニックです。313名の被験者の年齢層は、10代2.2%、20代44.9%、30代26.8%、40代13.4%、50代以上12.7%という割合でした。
予防策の実施状況
調査の一環として、性感染症予防にどのような対策を行っているか尋ねたところ、72%の方が「コンドームを使用している」と回答しました。しかし、その一方で7人に1人、つまり約14%の方が性感染症の予防を行なっていないという結果も明らかになりました。コンドームを使用しない方が約4人に1人ということです。
定期検査や予防薬の認識
さらに、定期的な性感染症検査や予防薬を利用している人の数は極めて限られており、313人中わずか82人です。この結果から、性感染症に対する正しい理解が不足している可能性が指摘されます。ペアライフクリニックでは、性感染症に関する正確な情報を提供し、広く認知させることが重要であると考えています。
診察行動についての認識
性感染症の感染が疑われる場合、どれくらい症状が続いたら医療機関に行くかという質問では、「すぐに行く」と答えたのは全体のわずか33.5%でした。残りの66.5%の人は症状が続くまで受診しないという傾向が見受けられました。この結果は、性感染症が無症状であることが多く、感染に対する警戒心の欠如を示しています。
無症状感染のリスク
調査では、性感染症に感染して無症状であるケースが多いことを知っているかという質問に対して、77%の方が「はい」と回答しました。一方で、約4人に1人は無症状でも感染するリスクがあることを理解していないという結果が出ました。このことは、性感染症が急速に広がる原因の一つと考えられています。
不妊リスクの認識
性感染症を放置することが不妊の原因になるかという質問では、73.6%が「はい」と答えました。しかし、依然として26.4%の方はその事実を知らなかったという結果が出ています。このことから、性感染症に対する正しい知識の普及が急務であることが分かります。
クリニックの取り組み
ペアライフクリニックでは、性感染症の専門機関として、患者のプライバシーを最大限に配慮し、即日検査と即日治療を提供しています。今後も、性感染症の正しい認識と予防の重要性を広めるために、情報発信を続けていく方針です。
性感染症は一見すると軽視されがちですが、重大な健康被害を引き起こす可能性があります。クリニックでは、感染者数を減らすため、地域社会全体の健康を守るための日々の活動に努めています。
詳しくは、ペアライフクリニックの公式サイトをご覧ください。
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