進化する就職活動:2027年卒業予定学生の早期選考事情
株式会社キャリタスが実施した調査により、2027年3月に卒業予定の大学3年生(理系の場合は大学院修士課程1年生を含む)の就職活動の現在の状況や意識が明らかになりました。調査期間は2026年1月1日から1月7日までで、1,098人の学生からの回答が集められました。
1. 就職先企業を選ぶ際に重視されるポイント
調査の結果、学生が就職先企業を選ぶ際に最も重視する点は「給与・待遇が良い」であり、51.6%が選択しました。次いで「将来性がある」という答えも多く、学生たちが安定した環境と成長を求めている姿が浮かび上がります。
2. インターンシップ参加状況
興味深いのは、インターンシップやオープンカンパニー等の参加状況です。93.3%の学生が参加経験があり、平均で10.5社に登録しています。また、参加後に早期選考の案内を受けた学生は85.4%と、高い割合を示しています。これは、企業側の早期選考が学生の間でも一般的なものになりつつある事を示しています。
3. 本選考受験状況
特に注目すべきは、2026年1月1日時点での本選考の受験状況です。62.4%が「本選考を受けた」と答え、前年同期の53.7%から大幅に増加しています。内定を得た学生は34.6%で、前年同期よりも6.7ポイントの増加を見せています。
4. 志望企業の選考スケジュール
志望企業については、選考スケジュールの認知状況も重要です。本命企業からの内定取得予想時期は「3月後半」に集中しており、採用活動が早まる傾向が確実に現れています。さらに、60.7%の学生が採用活動の動きについて早すぎると感じているという結果も出ています。
5. 就職活動の情報源
就職情報を得る手段としては、インターネットの「就職情報サイト」が圧倒的で、文系・理系ともに8割以上の学生が利用しています。「各企業のホームページ(採用サイト)」も続き、デジタル化の進展が見受けられます。
6. 就職活動解禁前の準備
就職活動に関する意向として「早期選考を受けたい」という声が63.9%から67.8%に増加していることも注目に値します。学生たちの積極的な姿勢が反映されています。
7. 生成AIの活用状況
さらに、学業における生成AIの利用は93.7%、就活における利用も84.3%という高い数値を示しています。今後の就職活動におけるAI技術の影響が益々期待されます。
この調査の詳細なレポートは、キャリタスの公式ウェブサイトから確認することができます。4746339の新たな就活スタイルが形成される中、学生たちは自分の未来を切り開くための準備を進めています。