サントリーのワイン、世界的コンペで金賞受賞
サントリー株式会社が、日本のワインとして誇る「SUNTOURY FROM FARM 津軽 シャルドネ&ピノ・ノワール スパークリング 2019」と「同 高山村 シャルドネ 2023」が、2025年のインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で金賞を受賞しました。このニュースは、広く称賛されています。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)とは?
IWCは、1984年にスタートした、世界で最も評価されるワインコンペティションの一つです。今回の受賞は、サントリーのワイン製造に対する努力や品質が高く評価された結果であり、業界関係者のみならず多くのワインファンにも重要な出来事と受け止められています。
サントリーのワイン本部長である吉雄敬子氏は、受賞について「青森県津軽地方、また長野県高山村の関係者の皆様と協力し、ワインの品質向上を目指してきたことが実を結んだ」と語ります。そして「この結果を地元の皆さんと共有し、『ジャパニーズワイン』の品質向上に挑戦し続けていきたい」とさらなる意気込みを示しました。
津軽 シャルドネ&ピノ・ノワール スパークリング 2019の魅力
このスパークリングワインは、冷涼な気候で知られる津軽地方で育まれた特選のぶどうを使用しています。瓶内での二次醗酵を経て、36ヶ月間の熟成を行ったこのワインは、リンゴのような甘い香りとトーストの香ばしさが見事に調和し、リッチな果実味が特徴です。
高山村 シャルドネ 2023の特徴
一方、「高山村 シャルドネ 2023」は、長野県北信地区で育てられたぶどうを使用しており、昼夜の温度差が大きく、降水量が少ない環境で育成されています。地元の栽培家と手を組み、畑ごとに収穫されたぶどうから作られるオリジナル原酒は、黄桃やパイナップルのようなフルーティーな風味と爽やかな酸味のバランスが秀逸です。
今後の展望
これらのワインは、サントリーのECサイト「SUNTORY FROM FARM Online Shop」および一部流通チャネルで数量限定で発売されています。また、金賞以外にも、登美 甲州 2023や津軽 シャルドネ&ピノ・ノワール スパークリング 2019の60ヶ月熟成が銀賞を受賞するなど、サントリーのワインは高評価を得ています。このような評価は、サントリーがワインの品質向上に向けた努力を続けている証とも言えるでしょう。
我々は、今後もこのような優れた日本のワインに目を向け、サントリーが手掛ける新たな魅力を楽しむことができる時代を迎えることを期待しています。