付き添い環境改善
2026-07-30 09:30:23

小児入院付き添い家族の環境改善を求める要望書と記者会見

認定NPO法人キープ・スマイリングは、2026年7月2日に「付き添い白書2025」を発表しました。この白書は小児入院における付き添い家族の現状を詳しく分析し、病院、自治体、家族が直面する課題を可視化しています。記者会見では、厚生労働省やこども家庭庁に対し、付き添い環境の改善を求める要望書が提出され、関係者が環境整備の必要性を訴えました。

現状と抱える課題


「付き添い白書2025」によれば、診療報酬の改定や新たな補助制度が整いつつあるものの、付き添い家族が抱える健康や経済的な負担は依然として厳しい状況です。調査結果によると、約6割の付き添い家族が体調不良を経験し、8割が経済的な不安を感じています。「制度が変わっても、現場での改善は実感できていない」という声が多く聞かれます。

改善のためには、病院、行政、企業、市民それぞれが連携し、より良い環境を築くことが必要です。実際、東京都立小児総合医療センター・山岸敬幸院長は「付き添い家族を取り巻く環境はまだ十分ではない」と指摘し、親が心地よく付き添える環境が求められています。

要望書の核心


この白書から得られた知見を基に、キープ・スマイリングは「安心して付き添える環境」と「安心して離れられる医療体制」を実現するための要望書を取りまとめました。以下の5つの項目が要望されています。
1. 子どもと家族が付き添い方を選べる環境づくり
2. 小児病棟の人員配置や支援体制の整備
3. 食事や睡眠など生活環境の改善
4. 「こどもの付き添い入院環境改善事業」の継続・拡充
5. 国による実態把握と当事者参画による制度改善の推進

この要望が実現すれば、付き添い家族がより安全で安心した環境で子どもをサポートできるようになるでしょう。

記者会見の詳細


記者会見には、会場・オンラインで20名以上の報道関係者が参加しました。発表を受け、テレビ、新聞、専門誌、WEBメディアなどから約80件の報道がなされました。会見では、病院側の関係者や理事長が問題の重要性を強調しました。

特に山岸院長は「付き添うことは子どもにとって非常に重要だが、親が自己犠牲の上で成り立つものであってはならない。そして、選択肢が与えられ、安心して付き添い、必要なときに離れられる環境が整うことが重要」と発言しました。

光原理事長も「親に求められる役割は看護ではなく、心の支えであるべきだ」とし、多くの家族が看護業務を担わなければならない現状を危惧しています。加えて、改善の動きは進んでいるものの、道半ばであることも認識されています。今後、より多くの家族が安心して療養できる環境が整うために、様々な取り組みが求められています。

認定NPO法人キープ・スマイリングとは


キープ・スマイリングは、病気の子どもに付き添う家族を支援する団体です。全国の付き添い家族への支援を通じて、環境改善に取り組んでいます。公式ウェブサイトやクラウドファンディングを通じて、活動を広げています。

キープ・スマイリング公式サイトでは、今後の活動についての情報を公開しています。ボランティア活動や寄付への参加も募っていますので、興味のある方はぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
認定特定非営利活動法人キープ・スマイリング
住所
東京都中央区銀座4-13-19銀林ビル4F
電話番号
03-6822-5371

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