2025年の読書界を彩る!ブクログ年間ランキング発表
株式会社ブクログが運営する読書管理サービス『ブクログ』が、2025年の年間ランキングを発表しました。このランキングは、2025年1月から11月までにブクログを利用したユーザーが記録した「読みたい」や「読んだ」本を基にしたもので、本(一般書)、ビジネス書、マンガの三つのカテゴリに分かれています。
本(一般書)ランキング
第1位:カフネ(阿部暁子 / 講談社)
ブクログの本(一般書)ランキングで栄冠を手にしたのは、阿部暁子著の『カフネ』でした。この物語は、大切な人を喪った二人の女性が、手料理や人とのつながりを通じて変わっていく様子を描いています。登録ユーザーからは約2,600件の感想が寄せられ、その高い評価は間違いありません。批評家や読者からも、現代的な悩みを丁寧に描写していると好評です。
読者は、本作が「生きること」や「食べること」を再考させるものであり、心を温める作品だと称賛しています。ブクログでは、「カフネ」についての質問を募集し、著者へのインタビューも実施しています。
その他のランキング上位作品
- - 第2位:一次元の挿し木(松下龍之介 / 宝島社文庫)
- - 第3位:傲慢と善良(辻村深月 / 朝日文庫)
ビジネス書ランキング
第1位:「好き」を言語化する技術(三宅香帆 / ディスカヴァー・トゥエンティワン)
ビジネス書の部門でも注目を集めているのは、三宅香帆の『「好き」を言語化する技術』です。SNSや日記などで「自分の気持ちを言語化する力」を養うための技術が紹介されています。この本もまた、登録ユーザーから960件を超える感想が寄せられ、多くの支持を受けています。特に「他人の感想を読まない」という提供されるコツが、読者の共感を呼んでいます。
その他のビジネス書ランキング上位作品
- - 第2位:嫌われる勇気(岸見一郎 古賀史健 / ダイヤモンド社)
- - 第3位:世界の一流は「休日」に何をしているのか(越川慎司 / クロスメディア・パブリッシング)
マンガランキング
第1位:本なら売るほど(児島青 / KADOKAWA)
最後に、マンガ部門での1位を獲得したのは、児島青の『本なら売るほど』です。古本屋を舞台に、様々な本好きの人々が織り成すストーリーが展開され、多くの感想が寄せられ、特にその描写が「あるある」と感じる読者に共感を呼んでいます。続編への期待も高まる中、本作はシリーズとしても多くのファンを抱えています。
その他のマンガランキング上位作品
- - 第2位:本なら売るほど(2)(児島青 / KADOKAWA)
- - 第3位:SPY×FAMILY(15)(遠藤達哉 / 集英社)
読書を楽しむために
2025年のランキングは、読書好きにとっての新たな出発点となるでしょう。ブクログは、登録を促しつつ、個性的な作品を紹介することで、読書の醍醐味を広げています。多様な本との出会いを求めるすべての人に、ぜひ『ブクログ』を試してみることをお勧めします。20年の歴史を持つこのサービスには、240万人以上の会員と1.6億件のデータが蓄積されています。自分だけの読書記録を作って、読書のある生活を楽しんでみませんか?
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