エムシーディースリー、建設業向けデータ連携サービスを全面リニューアル
エムシーディースリー株式会社は、東京・渋谷を拠点に活動する企業で、建設業界向けのクラウドサービス「建設サイト・シリーズ」を展開している。2026年5月27日より、新たに「データ連携サービス」としてリニューアルを予定しており、今回の改良ではサービスの内容が大幅に見直されている。
リニューアルの背景と目的
建設業界では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急務とされており、現場データの活用が求められている。従来の「オーナー企業データ連携サービス」は、顧客が協力会社として関与する現場に関する情報が提供されないなどデータの範囲が限定的で、連携が非常に難解であった。これに伴い、企業がシステムを導入しようとする際に直面する課題も多かった。リニューアルにより、データ提供範囲を広げ、提供方法をシンプルかつ効果的に改善することが狙いだ。
新サービスの特長
1. データ範囲の拡大と簡易化
リニューアル後のサービスでは、元請会社・協力会社それぞれの立場からデータを活用できる機能が追加され、専門工事会社など異なる立場で関わる企業にとっても、より多くのデータを活用できるようになる。具体的には、自社管理するプロジェクトだけでなく、協力会社として参加するプロジェクトに関連する自社編成の情報も連携対象となる。
2. 利用しやすい料金体系
新たに見直された料金体系は、導入が容易で、さまざまな規模の企業が気軽にデータ活用を始められるよう工夫されている。また、API連携だけでなく、CSVファイルのダウンロードによるデータ取得も可能であり、利便性が向上している。
3. 正確なデータ管理
使用者は、技能者情報を一人1IDで管理できるため、誰がどれほど働いているのか、どの職種が不足しているのかを正確に分析できる。これにより、自社の従業員管理だけでは実現できない精度での業務改善が期待される。
建設サイト・シリーズのデータ基盤
エムシーディースリーが提供する「建設サイト・シリーズ」の最大の強みは、そのデータ基盤の広さにある。93万社を超える登録企業と286万人以上の登録作業員を抱えるこのプラットフォームは、建設業界におけるデータ解析の新たな可能性を示唆している。この基盤を活用することで、工事進捗やコストの見積もりだけでなく、さまざまな予測を行うことが可能になる。
今後の展望
エムシーディースリーは、今後も連携対象データの充実を図り、建設業界全体の生産性向上を支援することを目指している。DX推進を通じて、建設業界の働き方改革がさらに進展することを期待したい。
企業情報
エムシーディースリーは、2015年に設立され、2025年の合併を経て新たな事業展開を図っている。住宅や商業施設の建設現場での業務効率化を目指し、多様なサービスを提供している。
詳しい情報は【公式サイト】(https://www.kensetsu-site.com)を参照してください。