後藤回漕店がMOVO Vistaを導入した背景
1877年に神戸で設立された後藤回漕店は、長い歴史を持つ物流企業として、港湾運送や国際複合一貫輸送事業を展開しています。顧客から依頼されたドレージ輸送の手配を行う車両課では、コンテナのサイズや重量、さらには天候による船の遅延といった多様な要因が絡む複雑な業務を担っています。こういった条件の中で、月に1,500~2,000件の配車をアナログな手法で管理している状況は、業務の効率化を急務とさせるものでした。
効率化が求められる業界の中で
法改正の頻発や人手不足が深刻化する中で、ドレージ輸送を担う協力運送事業者との関係性がますます重要視されています。後藤回漕店は、自社の配車業務のデジタル化と業務の可視化を図ることで、業務改善の一環として環境整備を進める必要がありました。この急務に応えたのが、Hacobu社の提供する配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」の導入でした。
MOVO Vista導入の決め手
MOVO Vistaは物流業界特有の課題に対応するための専門的なサポートが特徴です。導入前のセミナーを通じてMOVO Vistaが持つ強みを知り、業務フローに合ったサポートを受けられることが評価されました。実際、自社のシステム開発における挫折を克服し、MOVO Vistaを選ぶことで、配車業務のペーパーレス化を実現し、工数の約40%削減に成功しました。さらに、基幹システムとの連携を図り、二重入力を解消することで、効率化を進めました。
導入後の成功事例
MOVO Vistaの効果はすぐに実感できました。発注業務にかかる工数が約40%減少し、情報の共有が効率化されました。協力会社は配車状況をリアルタイムで把握できるようになり、これにより電話連絡の回数が減少し、問い合わせも減少しました。
さらに、社内での成功事例を全社会議で共有することにより、ほかの部署でも関心が高まり、関西の本社でも導入が進むなど、後藤回漕店内での展開が期待されています。これに伴って、生産性が向上し、地域における物流の効率化に繋がっています。
MOVO Vistaが変える物流の未来
MOVO Vista自体は、荷主企業と運送業者をつなぐ役割を果たす物流DXツールであり、配送案件の管理を効率的に行うための機能を持っています。契約書類の電子化を通じて、従来のアナログな方法から脱却し、業務の非効率さを解消しています。このようなサービスを利用することで、物流業界全体の課題が軽減され、スムーズなビジネス運営が可能になることが期待されます。
まとめ
後藤回漕店はMOVO Vistaの導入を通じて、これからの物流業界におけるデジタルトランスフォーメーションの重要性を再認識し、同社の業務効率を大幅に改善することに成功しました。140年以上の歴史ある企業が、次の時代を見据えた改革を進める姿勢は、他の物流企業にとっても大いに参考になるでしょう。今後、さらなる展開が期待される後藤回漕店の取り組みを見逃せません。