未来のモビリティ社会を目指す東海理化の新技術公開

東海理化、テクノロジー展で新技術を披露

株式会社東海理化は、2025年5月21日から23日までパシフィコ横浜で行われる「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」に出展します。本展示会では、モビリティ業界が抱える課題に対する新技術や製品を紹介し、持続可能で安全な社会の構築に向けた取り組みを発表します。

モビリティの変化に対応した新商品

Hidden Light Effect（ヒドゥンライトエフェクト）

この技術は、スイッチ開発での専門知識に基づいて開発されました。振動触覚デザインを用いて、操作機能を維持しながらも内装デザインをシームレスで洗練されたものに仕上げることが特徴です。現代の車両にとって、デザイン性と機能性の両立は重要な要素であり、この技術はそのニーズに応えるものとなっています。

透明タッチライトフィルム

さらに、オーバーヘッドスイッチの小型化を進めるこのフィルムは、ドライバーや乗員の視界を妨げることなく、ルーフ部分のデザインを損なうことなく使用できるのが特長です。これにより、スマートで開放的な車内空間を実現することができ、ユーザーに新たな体験を提供することを目指しています。

持続可能な社会の実現を目指して

WFOⓇ（ホイールフルオーナメント）

車両ホイール部の軽量化に寄与するこの新技術は、空気抵抗の改善にも貢献します。特に、塗装レスの加飾方法を採用することで、CO₂の排出量を削減し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた一歩を踏み出すことを目指しています。

BAMBOO+®（バンブープラス）

さらに、地域の放置竹林の解消や竹害の問題に対する新しい解決策を提供します。この素材は自然な模様と高級感あふれる質感を持ち、持続可能な社会実現に向けた重要な要素として期待されています。

展示会の概要

「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」は、モビリティに関する様々な技術やサービスが集まる展示会です。東海理化のブースは、ノース会場 N39に位置し、来場者に最新の技術ややる気を示す機会を提供します。特に、持続可能な社会や安心・安全なMobility Lifeをテーマにした展示が予定されています。オンライン展示会も併せて開催され、6月4日まで視聴可能です。