クロスボーダーM&AのDX化を推進する革新的システムが誕生
近年、増加の一途を辿る海外M&A市場において、買収候補先企業の探索は非常に複雑で時間のかかる作業となっています。この課題に対し、GPC Gateway Pte Ltdは、株式会社バイナルと株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジーとのパートナーシップにより、画期的な新システムを開発しました。
このシステム開発を牽引したのは、バイナルに入社後、複数の開発プロジェクトに携わり、同社のソリューションの改良にも貢献してきたJoab Ler氏です。シンガポールと日本で活躍し、英語、日本語、中国語を操る彼の多様なスキルが、国際的なM&A市場に対応できるシステム開発に大きく貢献しました。2024年のGPCグループとの業務提携を機にGPCグループに参画し、CIOアウトソーシング事業にも携わっています。
システム開発の背景:効率性と品質の両立
従来の買収候補先探索は、多くの時間と社内リソースを消費する非効率なものでした。GPC Gatewayは、単なる効率化だけでなく、クロスボーダーM&A取引の品質向上と顧客への価値提供の持続的な向上を目指しました。
日々変化する市場環境において、迅速かつ正確な意思決定が不可欠です。この新システムは、変化への柔軟な対応と、顧客への迅速かつ精度の高いサービス提供を実現するために開発されました。
SDGsへの取り組み:持続可能な社会への貢献
GPCグループは、グローバルな課題であるSDGsにも積極的に取り組んでいます。本システムの共同開発は、SDGs達成への貢献にも繋がると期待されています。
新システム:M&Aプロセスの変革
新システムは、M&A取引プロセスを効率化し、買収候補先の探索と選定を迅速に行えるように設計されています。これにより、M&Aの成約期間の短縮と社内リソースの有効活用を実現し、売却企業はより短期間で最適な買収候補企業とのマッチングが可能になります。
3社の連携:それぞれの強みを活かした開発
GPC Gatewayのコンサルティング力、バイナルの貿易管理ソフトウェア開発力「TOSS」、グローバル・パートナーズ・テクノロジーのCIOアウトソーシング事業におけるITノウハウ。3社の強みを融合することで、市場のニーズを的確に捉えたシステムが誕生しました。
バイナルは1979年設立、名古屋市に本社を置く老舗企業であり、長年の経験と技術力を持つソフトウェア開発会社です。一方、グローバル・パートナーズ・テクノロジーは2008年設立の東京都千代田区に本社を置くCIOアウトソーシング事業を展開する企業で、最新のIT技術に精通しています。
GPC Gatewayはシンガポールに拠点を置く企業として、アジア圏を中心に800件を超える日本企業の海外進出を支援してきた実績があり、その経験とネットワークが本システム開発にも活かされています。
未来への展望:技術革新と持続可能な発展
GPC Gatewayは、本システムがクロスボーダーM&A市場に新たな風を吹き込み、より良い未来への一歩になると確信しています。今後も技術革新を通じて、顧客への価値提供と持続可能な社会の実現に貢献していきます。
各社概要
株式会社バイナル
事業内容:貿易管理ソフトウェア「TOSS」の設計、開発、販売
設立:1979年4月
本社所在地:名古屋市中区錦1丁目4-6 大樹生命名古屋ビル7階
代表者:代表取締役社長 岡本治彦
資本金:8,000万円
企業HP:https://www.binal.co.jp/
株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー
事業内容:CIOアウトソーシング事業、ITナレッジ提供事業
設立:2008年12月
本社所在地:東京都千代田区六番町2番地8 番町Mビル3F
代表者:代表取締役社長 坂本俊輔
資本金:3,000万円
企業HP:https://gptech.jp/
GPC Gateway Pte Ltd
事業内容:企業経営・会計財務・海外進出・IT・マーケティング等の多種多様なコンサルティングサービス提供
所在地:80 ROBINSON ROAD #10-01A SINGAPORE 068898
代表者:Director – Miho Izumi, Yuki Itakura, Hideo Yamashita
お問い合わせ先
企業名:GPC Gateway Pte Ltd
所在地:80 ROBINSON ROAD #10-01A SINGAPORE 068898
E-mail:
[email protected]
電話番号:+65 6221 5109
担当者:桜井和哉