函館空港に導入される新しいAI案内サービス
株式会社Pictoriaは、函館空港の国際線ターミナルビルにて新たにAI案内サービス「Picto STAND」を導入することを発表しました。これは、北海道エアポート株式会社との共同プロジェクトで、2025年8月18日から実証運用が始まります。
新しい案内システム「Picto STAND」とは?
「Picto STAND」は、AIアバターを利用した次世代の案内システムです。このサービスでは、訪れるお客様がよりスムーズに空港を利用できるように、多言語対応の観光案内を行います。大きなディスプレイに表示されるアバターとリアルタイムで対話しながら、必要な情報を得ることができるのです。
実証実験の詳細
- - 実施場所: 函館空港 国際線ターミナルビル1階 総合案内所
- - 実施期間: 2025年8月18日(月)~2025年12月31日(水)
- - 提供機能:
- AIアバターとの対話による観光案内
- タッチパネル式の案内システムでの迅速な回答
- 多言語対応の案内サービス
- 職員とのコミュニケーションをサポートする通訳機能
利便性向上を目指した多様なサポート
このサービスの導入は、主に訪日外国人旅行者向けの観光情報提供を目的としています。また、フルタイムでのサービス提供を通じて空港利用者の利便性を向上させ、空港の運営効率化も図ります。非常に多様なニーズを受け入れることができる新たな試みと言えるでしょう。
アバターとの自然な対話
特に注目すべきは、AIアバターとの音声対話機能です。利用者はディスプレイ上のAIアバターに直接話しかけることで、観光情報や空港施設の案内を受けることができます。事前に豊富な情報を学習したアバターは、利用者との自然な会話を通じて、きめ細かな案内サービスを提供します。
タッチパネルで手軽に多言語対応
また、従来の質問に簡単に答えることができるタッチパネル式の案内システムも導入されます。空港施設や交通機関についてのお問い合わせに、利用者自身が簡単に操作して必要な情報を入手できる点が魅力です。
未来への展望
Pictoriaは、北海道エアポート株式会社との協業を通じてこのAI案内サービスを、函館空港だけでなく今後の他の空港にも展開していく予定です。最新のAI技術と独自に開発されたアバター技術を組み合わせ、空港での新しい顧客体験を提供し続けることが目標です。
この取り組みが実現すれば、外国からの旅行者にとって、より快適で便利な空港体験ができることが期待されます。AIによるスポーツのような迅速な情報提供が、観光業界全体を活性化する一助となるでしょう。
会社情報
- 所在地: 東京都港区赤坂
- 代表者: 代表取締役CEO 明渡隼人
- 設立年: 2017年12月
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公式WEBサイト
- 所在地: 北海道千歳市美々987番地22 ターミナルアネックスビル 5F
- 代表者: 代表取締役社長 山﨑 雅生
- 設立年: 2019年8月
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公式ホームページ