新連載が始まる背景
株式会社イノーバが、営業とテクノロジーをテーマにしたWebメディア「SalesZine」において、2025年7月25日より新たな連載「The Model型組織の“分断と停滞”に効く 顧客起点の『カスタマーモデル』」をスタートさせました。本連載は全5回にわたって、分業体制に課題を抱える企業に対し、顧客視点での組織再設計の重要性を説いていきます。
The Model型組織の課題とは?
『The Model』は、特にBtoB企業において、マーケティングと営業のプロセスを可視化し、業務効率化をもたらした画期的なモデルとして知られています。しかし、最近の多くの企業がこのモデルを導入したものの、現実にはさまざまな課題が浮き彫りになっています。
数々の企業で見受けられる問題として、各部門のKPIは達成しているにも関わらず、売上が全く伸びないという現象があります。また、分業による効率化が進んでいるはずなのに、現場では逆に疲弊感が漂っています。これに加え、顧客の購買行動が企業の営業プロセスと一致していない場合も増えてきました。
新たなアプローチの提案
このような経済環境の中で、イノーバは本連載を通じて、なぜ分業体制が効果を発揮できないのか、情報の断絶や目標の形骸化などの要因が関与しているのかを探ります。そして、顧客の視点から構成し直すことで、より効果的な「カスタマーモデル」の導入へと進むステップを示しています。
第1回では何が語られるのか?
連載の初回では、分業体制における“見えないズレ”の正体に迫ります。このズレが、なぜ企業の営業活動を妨げているのか、具体的な背景を深掘りします。また、「カスタマーモデル」の基本思想にも触れ、企業が実践すべき顧客中心の考え方を紹介します。
今後の連載テーマ
今後の連載では、次のようなテーマについて触れていく予定です。
- - 第2回: なぜ頑張っても受注に繋がらないのか? KPIと顧客体験のギャップ。
- - 第3回: 理想の顧客体験とは? “売り込み”を感じさせないアプローチの本質。
- - 第4回: カスタマーモデルとは何か?顧客起点で設計する“売れる仕組み”。
- - 第5回: 顧客に向き合う覚悟と行動──現場で始めるカスタマーモデル。
この連載を通じて、営業とマーケティングが協力し、より良い顧客体験を提供するための指針を提供します。企業が顧客のニーズに敏感になり、適切な行動に繋がるような方法論を探求していきます。
SalesZineについて
「SalesZine」は、IT系出版社の株式会社翔泳社が運営するWebメディアで、営業とテクノロジーの融合をテーマにしています。営業組織の改革を目指すリーダーや営業担当者に向けて、業界動向や実践ノウハウを発信しています。
株式会社イノーバの概要
イノーバは、600社以上のBtoB企業をサポートするマーケティング・セールス支援会社です。主にコンテンツ制作やWebサイト構築、リードナーチャリングなどを手がけており、営業活動の最適化と成果を追求しています。
- - 会社名: 株式会社イノーバ
- - 所在地: 東京都新宿区市谷船河原町9-1 NBCアネックス市谷ビル7階
- - 設立: 2011年6月
- - 代表者: 宗像 淳
- - Webサイト: 株式会社イノーバ