ドローン新サービス
2025-11-01 10:05:28

ドローンの安全な飛行を支える新サービスがスタート!

ドローンの安全飛行を支える新しい取り組み



近年、ドローン技術の進化により、その活用が急速に進展しています。特に、目視外飛行(レベル3/3.5)の実装は、各種産業において重要な役割を果たすようになっています。そんな中、株式会社キンシュウが「上空電波測定サービス」を提供開始しました。このサービスは、ドローンの自動飛行を支える大きな一歩として注目されています。

上空電波測定サービスの背景



ドローンの長距離飛行においては、従来の送信機による直接通信が難しくなり、LTE通信が必要不可欠です。しかし、地上向けに最適化されたLTE基地局の電波は、上空で思わぬ動きを見せることがあり、現場での安全な飛行ルートの設計は容易ではありません。そこで、日本ドローンビジネスサポート協会との共同開発により、本サービスが実現しました。この協会は2016年に設立され、ドローン運用に関する豊富な知見を持っているため、課題解決に向けた有力なパートナーとなっています。

サービスの特徴と内容



この「上空電波測定サービス」は、ドローンを実際に飛行させて上空のLTE電波強度を測定し、そのデータを基に最適な自動飛行ルートの設計をサポートします。具体的な測定項目は以下の通りです。

  • - 基本計測
- RSSI

  • - オプション計測
- TAC
- Cell ID
- EARFCN
- 周波数帯
- 帯域幅
- RSRP
- RSRQ
- SINR

提供されるレポートは、空間情報を活用した3つの形式で可視化されます。
  • - 2Dマップ:電波強度を地図上で色分けし、視覚的に理解しやすく表示。
  • - 3Dマップ:高度情報を含む電波分布を3次元で表示。
  • - 統合マップ:2D図と横断面図を合成し、飛行ルートを視覚的に把握可能。

期待される効果



このサービスの導入により、以下のような効果が期待されます。
  • - 安全性の向上:事前の電波環境把握が通信途絶リスクを低減。
  • - 効率的なルート設計:電波強度データに基づき最適な飛行経路を選定。
  • - コスト削減:実際の飛行テストの必要性を減少。
  • - 規制対応:飛行申請に必要な通信環境データを提供。

今後の展開について



株式会社キンシュウは、物流やインフラ点検、さらには災害対応などの分野でのドローン活用を積極的に支援する方針です。また、5G通信への対応やAIを活用した自動飛行ルート最適化機能など、さらなるサービスの拡充を計画しています。

会社概要



  • - 会社名:株式会社キンシュウ
  • - 所在地:山口県岩国市
  • - 代表取締役:有國 秀賴
  • - 事業内容:ドローンスクール、空撮、測量、農薬散布、各種機体販売、セミナーや講演など
  • - 公式ウェブサイトhttps://juida-yds.com/

お問い合わせ



このサービスに興味がある方は、株式会社キンシュウまでお問い合わせください。
担当:有國
電話:0827-21-8145


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会社情報

会社名
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会
住所
岡山県岡山市東区政津255-2
電話番号
086-948-2761

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