名桜大学大学院スポーツ健康科学研究科が2024年に開設
沖縄県名護市の公立大学法人名桜大学は、2024年4月に新たに「名桜大学大学院スポーツ健康科学研究科」を開設することが正式に認可されました。この研究科は、スポーツと健康に関する専門知識を深め、沖縄の地域課題の解決に寄与するための高度な専門職業人を育成します。
研究科の目的と概要
本研究科では、名桜大学の人間健康学部スポーツ健康学科が持つ実績を活かし、地域のスポーツと健康の問題に取り組む専門家の養成を目指します。具体的には、スポーツ健康分野に関する高度な知識と研究力を持ち、理論と実践を結びつける能力を備えた人材を育てます。
- - 開設時期: 2024年4月
- - 研究科名称: スポーツ健康科学研究科
- - 専攻名称: スポーツ健康科学専攻
- - 入学定員: 6名
- - 修業年限: 2年
- - 学位: 修士(スポーツ健康科学)
取得可能な資格
このプログラムを通じて、中学校および高等学校の保健体育教諭専修免許の取得が可能です。
多様な履修モデルの導入
名桜大学大学院スポーツ健康科学研究科では、将来の目的に応じた3つの履修モデルが用意されています。
1.
スポーツ教育モデル: 先進的な教育カリキュラムの開発や授業の実践を目指す、高度に専門性を持つ保健体育教員を養成します。
2.
地域のスポーツ指導モデル: 幅広い年齢層の参加者を対象に、データを活用したプレイヤー中心の指導を行い、スポーツを通じた地域復興に貢献できる人材を育成します。
3.
地域の健康支援モデル: 子どもから高齢者までの健康課題に対応した健康プログラムの指導や開発が可能な、地域社会に貢献できる人材を養成します。
社会人向けの柔軟なカリキュラム
本研究科は、現職の保健体育教員や地域のスポーツ指導者、健康運動指導士などの資格を持つ社会人のためにリカレント教育の場を提供しています。学部卒業生のみならず、様々な社会経験を有する方々が入学できるように設計されたカリキュラムで、確実な学位取得を目指します。
名桜大学の新しい挑戦により、スポーツと健康に触れるすべての人々が恩恵を受けられる場が広がることが期待されています。これからが楽しみなこの新校舎で、沖縄県のスポーツと健康の未来を担う人材が誕生することを願っています。