夏の体臭悩み女性の半数が口臭と脇のにおいを指摘

夏の体臭悩みの実態

夏が近づくと、体臭が気になる季節となります。特に女性にとって、体のにおいに対する不安は大きいものです。最近、アンファー株式会社が行った調査によると、全国の20～60代の女性300名のうち、約半数が自分自身の身体のにおいに不快感を抱いていることが分かりました。この調査から見える、「スメルハラスメント」についても触れながら、注目すべきトピックをお伝えします。

気になる身体のにおいは口臭がトップ

アンケート結果によれば、最も気になる身体のにおいは口臭で、次いで脇のにおい、そしてデリケートゾーンが続く結果となりました。特に、汗をかきやすい夏場において、デリケートゾーンのにおいはデリケートな問題です。また、口臭や脇に関しては、半数以上の女性が具体的にケアを行っている一方、デリケートゾーンのケアを行っている女性は3割を切る結果となり、この差が気になるところです。

40〜50代女性と更年期の影響

さらに、調査において40〜50代の女性の約3人に1人が、自身の体臭を「更年期」が原因だと回答。更年期は、女性ホルモンの減少によって様々な身体的変化をもたらし、体臭の原因となり得ます。閉経前後は発汗が増え、その結果、においの強さも増すと考えられています。これらの悩みについて、婦人科の専門医、大島乃里子先生に講じてもらいました。

更年期と体臭の関係

大島先生によると、更年期の体臭は主に女性ホルモンの影響によるもので、汗と皮脂の変化が密接に関係しています。女性ホルモンの変動に伴い、発汗も増加し、ストレスにより強い体臭を感じる方が増えているとのこと。その上で、デリケートゾーンも女性ホルモンのバランスが影響する部分で、更年期を迎えると腟内の自浄作用が低下し、においを感じやすくなると指摘しています。

が、デリケートゾーンケアは後回しになりがち

調査の結果、デリケートゾーンのにおいに悩む女性が多い一方で、実際にケアを行っている女性は少数派です。「他人に話題にしづらい」という心理的な障壁が影響しているようです。このような背景を背負いながらも、デリケートゾーンのケアは重要であると、大島先生は力説しています。

デリケートゾーンのケアと専用商品

デリケートゾーンのケアを後回しにせず、しっかりと行うためには専用の洗浄料や化粧品が効果的です。市販のボディソープでは不十分で、特にpH値が低く弱酸性であるデリケートゾーンには、専用の productos がおすすめです。アンファーが展開する「Femtur（フェムチャー）」は、女性ホルモンに着目した腟エイジングケアブランドで、現在全4アイテムが揃っています。