京都の伝統が息づくクラフトビール手ぬぐい
クラフトビールと伝統染織技術の融合が実現した、特別な手ぬぐいが2026年3月24日より発売されます。この製品は、京都で70年以上の歴史を持つ株式会社加藤健旗店のブランド「kiten.」と、スプリングバレーブルワリー株式会社が共創したもの。ビールの製造過程から生まれた「仕込み粕」を天然染料として使用し、環境に優しい染色を実現しました。
「kiten.」とSVBの共創の背景
スプリングバレーブルワリー(SVB)は、クラフトビールだけを楽しむ場ではなく、その文化を広め、地域とのつながりを大切にしている企業です。今回のプロジェクトは、SVBの「環境に配慮しながら新たな価値を創造する」という理念と、「kiten.」の「本物のものづくりで多様な起点に寄り添う」という信念が共鳴したことから生まれました。
「kiten.」はこれまでもSVB京都の入口暖簾やスタッフエプロンといった製作品を手がけ、多くのクラフトマンシップの理念に寄り添ってきました。今回の新たな挑戦は、ビール製造に伴う副産物の有効利用を実現するもので、伝統的な技術を駆使した革新的な商品です。
こだわりの天然染料
手ぬぐいの色味は、ビール製造に使用された仕込み粕から抽出した天然染料で染め上げられています。この染色過程では、天然染料だけを厳選し使用することで、環境への負荷を最小限に抑えた化学物質を使わない方法を採用しました。アウトドアや家庭のさまざまなシーンで活躍する手ぬぐいは、使い込むほどに味わいが増していくことも魅力です。
職人技が生きる手ぬぐいの製作工程
この手ぬぐいが形になるまでには、5つのステップがあります。まず、SVB京都で粕を回収し、次に京都の川端商店で乾燥と粉砕が行われます。この後、調合師による細かな配合が施され、藤田染苑の職人による手作業染色へと続きます。最後に、加藤健旗店にて1枚ずつ丁寧に仕立て、検品されてから店頭に並びます。
1.
素材の回収(SVB京都)
タンクから仕込み粕を手作業で集める。
2.
粕の乾燥・粉砕(京都 川端商店)
漢方製法を用いて粕を染料化。
3.
染料の調合(京都 川端商店)
色合いや温度を管理し染料を制作。
4.
手染め(藤田染苑)
職人が環境に合わせ調整しながら染色。
5.
仕立て・検品(加藤健旗店「kiten.」)
丁寧に仕立て、梱包されて店頭へ。
商品情報
発売日は2026年3月24日で、以下の2種類が数量限定で販売されます。
1.
巡香の布 Hop Pattern Tenugui
ビールの象徴とも言えるホップをデザイン化した繊細なパターン。
2.
乾杯の余韻 Beer Glass Pattern Tenugui
仲間と楽しむビールの多様さをポップに表現。
各手ぬぐいは2,450円(税込)で、200枚ずつの限定販売です。スプリングバレーブルワリー京都と東京のみでの販売となり、オンラインショップでの取り扱いはありません。
担当者の想い
「ビールの仕込み粕を染料として使うことは初めての試みで、新しい価値を生み出すことができました。多くの方に楽しんでいただけるような商品に仕上がりました。」と、加藤健旗店の担当者は語ります。
この手ぬぐいには、京都の心や職人技、そしてサステナビリティへの深い思いが込められています。クラフトビールと京都の伝統が交差するこの特別な手ぬぐいは、あなたの日常に新しい風を吹き込んでくれることでしょう。ぜひ手に入れてみてください。