高校生が挑む！江南市のふるさと納税のPR活動を通じた探究学習

2025年7月16日、愛知県の江南市と愛知県立古知野高等学校、そして東邦ガス株式会社が協力して、地域活性化の一環として「ふるさと納税PR」をテーマにした授業プログラムを実施しました。このプロジェクトは、地域ステークホルダーが一体となることで進化する「東邦ガスつなぐtech（ツナグテ）」の一環として企画され、地域を盛り上げる新たな試みとして期待されています。

ふるさと納税制度の背景

江南市の課題を解決するために始まったこの取り組み。市の職員から「ふるさと納税の寄付額を向上させたい」という要望を受け、地元高校生の柔軟な発想で市の魅力をPRすることに挑戦することが決まりました。生徒たちが自ら考え、実践することで、彼らにとっても大きな学びとなることを目指します。

プロジェクトの背景には、江南市が持つ3つの想いがありました。高校生の新しい視点を取り入れたい、主体的な学びを実現したい、さらに産官学連携を発信したいという強い意志がありました。そこで、地域企業である東邦ガスがこの課題解決に向けた支援を行うことにしました。

授業プログラムの概要

授業は愛知県立古知野高等学校にて地域ビジネス科の生徒47名を対象に行われました。当日は江南市の職員が当日の授業をファシリテートし、ふるさと納税制度について説明。その後、江南市が抱える課題を踏まえた動画教材が生徒たちに与えられました。

授業の進行

生徒たちは「新社会人が欲しくなる江南市のふるさと納税返礼品のPR方法」をテーマに、グループや個人で議論を行い、スマートフォンを使いながらリサーチを進めました。最終的には、江南市の特産品を紹介するショート動画の企画を練ることが目標です。特に、各グループからは新しいアイデアが次々と生まれ、活発な意見交換が行われました。