2024年11月30日、東京電機大学の東京千住キャンパスで、地域社会への貢献を目指すユニークなイベントが開催されます。警視庁が管轄する交通少年団BAGSに所属する小学生たちが、ものづくりを通じて新たな体験を得る「ものづくり体験」が実施されるのです。この取り組みは、地域の警察署と協力して行われるものであり、子どもたちの成長や交通安全への意識を育むことを目的としています。
本イベントには、東京電機大学のボランティア部「らいふ」の有志学生と、東京未来大学の学生たちも協力します。彼らは小学生たちに電子パーツの知識を伝授し、実際に回路を製作する体験型講座を提供することで、参加者たちの興味や技術力を引き出すことを目指します。
この体験では、特に可変抵抗を使い、LEDの発光の変化を楽しむことができます。小学生たちは、手を動かしながら、電子パーツの役割やその働きについて深く学ぶことができるでしょう。こうした実践的な学びは、子どもたちが技術に対する理解を深めるだけでなく、自ら考え、探求する力を高めることに繋がります。
また、交通少年団BAGSは、交通ルールを身につけることや社会貢献活動を通じて、子どもたちに優しさと思いやりの心を育むことを目的とした団体です。今回は、そうした活動を通じて交通安全の重要性を理解し、事故を未然に防ぐ意識を育てることにも力を入れています。
イベントの詳細は以下の通りです:
- - 日時:2024年11月30日(土)10:00~12:00
- - 会場:東京電機大学 東京千住キャンパス(東京都足立区千住旭町5番)
- - 講師:東京電機大学ボランティア部「らいふ」の有志学生、東京未来大学の有志学生
- - 対象:交通少年団BAGSに所属する小学生86名(第6方面11署)
- - 主催:千住警察署を含む11署および千住交通安全協会
今回のものづくり体験を通じて、子どもたちが学び、成長する機会を得ることに加え、地域との絆も一層深まることでしょう。東京電機大学の取り組みが、将来の技術者や社会のリーダーを育てる一助となることを期待しています。