豊橋の老舗和菓子店がうずら卵の危機を救う新スイーツ登場！

豊橋の新たなスイーツ『ぴよりんあん巻き』が誕生

愛知県豊橋市にある老舗和菓子店「お亀堂」と、愛らしいキャラクター「ぴよりん」がタッグを組み、新しいスイーツ『ぴよりんあん巻き』を発売しました。この商品は、地元産のうずら卵を使用しており、地域経済の活性化を目指した取り組みが詰まっています。

商品の特徴

『ぴよりんあん巻き』は、見た目にも愛らしい「ぴよりん」の焼印があしらわれた、おしゃれで可愛いあん巻きです。もっちりとしたあん巻きの皮には、豊橋産のうずら卵の卵黄を加えた新開発の「カスタード餡」がたっぷりと包まれています。このカスタード餡は濃厚でコク深い味わいが魅力で、特に卵黄のまろやかさが引き立っています。パッケージも可愛らしく、プレゼントにもぴったりです。

地域を守る取り組み

近年、うずら卵の需要が急減した背景には、2024年2月に発生した誤嚥事故があります。この影響で、学校給食での利用が中止されるなど、うずら卵の販売が低迷し、生産者も厳しい経済状況に直面しています。特に、飼料や燃料のコストが過去5年で2倍になっているという現実があります。このような状況下で、お亀堂は地元産のうずら卵を使用することで、うずら農家の支援と特産品の保護に貢献しようとしています。

お亀堂の哲学

お亀堂は70年以上の歴史を持つ和菓子店であり、常に「挑戦」と「革新」を掲げて日本の和菓子文化の発展に力を注いできました。季節ごとの和菓子だけでなく、おむすびや甘味茶屋など多岐にわたるメニューがそろい、地域の皆様に愛されています。お亀堂は、地域に根差した企業として、人々の日常に笑顔を加えるお菓子作りをしています。