高松でサステナブルアート展
2023-05-19 17:01:52

サステナブルアートで高松を彩る!長坂真護氏の初展示会が開催

高松サステナブルアートウィークが開催



高松市で、サステナブルアートの先駆者、美術家・長坂真護氏の作品が初めて展示される「高松サステナブルアートウィーク」が開催されます。このイベントは、6月20日から30日まで行われ、無料で多くの人々にアートを楽しむ機会を提供します。

サステナブルアートとは?



サステナブルアートは、環境に配慮した作品を通じて持続可能な社会の実現を目指すアートの一形態です。長坂氏が手掛ける作品は、廃棄物を素材にしたアートであり、それにより彼はガーナのスラム街に住む人々の生活を改善することにも取り組んでいます。

この度の展示会では、長坂氏が小豆島で展開しているシリーズ「小豆島」を中心に、多彩な作品が集まります。このプロジェクトの背景には、香川県でのオリーブ栽培への挑戦があり、自身のアートのインスピレーションとしています。

関連イベントも多数開催



この期間中、企画されている関連イベントも注目です。特に、せとうち観光専門職短期大学の学生によるワークショップは、サステナブルなアートを直接体験できる貴重な機会を提供します。

  • - キュレータートーク: 6月24日(土)と25日(日)に、美術家・長坂真護氏を特集したトークイベントが行われます。定員は各回先着15名です。
  • - サステナブルアートワークショップ: 24日と25日の午前中には、アートを通して環境意識を深めるワークショップが開催されます。こちらは各回先着10名の定員です。

参加希望者は、QRコードから事前登録が必要です。

目指すは持続可能な観光地



このプロジェクトは、地元香川県の観光振興と環境意識の向上に寄与するもので、地域資源を最大限に活かしたコンテンツ開発を重視しています。長坂氏の試みを通じて、多くの来場者に環境問題への理解を深めてもらい、サステナブルな観光地づくりを促進しています。

長坂真護氏は、2009年にアーティストとしてのキャリアを始め、2017年にはガーナのスラム街での活動を開始。廃棄物を利用してアート作品を制作し、その収益をスラム街の人々の雇用創出に活かしています。彼のビジョンは、経済、文化、環境の三つの側面が好循環を生む新しい資本主義の仕組み、すなわち「サステナブル・キャピタリズム」を提唱しています。

彼の活動は、環境保全を促進し、スラム街における生活改善を目指しています。特に、2030年までにはガーナでの雇用を1万人創出することを目標としており、注目が集まっています。また、彼のアートへの情熱と社会貢献の姿勢は、多くの人々に感動を与えています。

高松市での初展示会は、ただのアート展示にとどまらず、持続可能な未来を見据えた取り組みとして、多くの人々の心に響くことでしょう。長坂氏の作品を通じて、私たちも環境を意識した行動を考え直す良い機会となることでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人せとうち四国観光地域創生研究所
住所
香川県高松市鍛冶屋町7-12
電話番号

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