初のバーチャル訓練
2025-08-27 11:45:13

VRを活用した全国初のバーチャル避難訓練の実施と展望

VRを活用した全国初のバーチャル避難訓練の実施と展望



東京都港区に本社を置く株式会社ジオクリエイツは、同じく東京に本社を持つ株式会社日建設計と協力し、画期的なバーチャル避難訓練を実施しました。この取り組みは、VR技術を用いて一般区民が参加できる防災訓練を提供するものであり、都市部における防災意識の向上を図る目的があります。近日中に終了したこのイベントは、消防訓練の法定要件を満たすための手段としても注目されています。

実施の背景と目的


防災意識の向上は、地域の人々が日常的に意識し続けるべき課題です。しかし、実際には防災を学ぶ機会が限られているのが現状です。ジオクリエイツは、地域住民が手軽に防災を学ぶことができる機会を提供するため、このバーチャル避難訓練を企画しました。

この訓練は、法定の消防訓練の効率化にも寄与することを目指しています。これまでの消防訓練は、多くの場合参加者数が限られ、効率的な実施が難しいとされてきました。VR技術を活用することで、参加者がいつでもどこでも訓練を受けられるようになり、複数の人が同時にトレーニングを受けることが可能です。

実証実験そのもの


バーチャル避難訓練は、札の辻スクエア内で360度のVRカメラを駆使して作成された没入感のある体験を提供します。さらに、視線感情推定AIが実装されており、どの部分に参加者の関心が集まるのか、どこでリラックスしているか、何に集中しているかを分析することができます。このデータを基に、予行練習の内容や誘導方法の改善が図られています。

実際に、令和7年3月15日に行われた一般区民向けの体験会には39名が参加し、高評価を得たことが明らかになっています。具体的には、参加者の70%以上が「効果的」と評価し、自由記述では「リアルな訓練よりも短時間で多くのパターンを学べた」といった声が多く寄せられました。

一方で、通信の問題が発生した際の対策として、オフライン版の開発が進められています。今後は、生成AI技術を活用したシナリオ策定の合理化も視野に入れています。

今後の展望


このバーチャル避難訓練は、令和7年度から公共施設での実施を目指します。東京消防庁と連携し、地域住民の防災意識のさらなる向上に貢献することが期待されています。また、参加者が避難訓練に参加しやすい環境を整え、有事の際の避難経路の確保を支援するための取り組みも継続していく方針です。

企業情報


ジオクリエイツは2012年に設立され、VRを用いたさまざまなサービスを展開しています。「すべての人に最高の空間体験を」をミッションに掲げ、今後も多くの防災・安全を支える取り組みを進めていく予定です。VR避難訓練の詳細は、公式ウェブサイトを参照してください。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社ジオクリエイツ
住所
東京都港区西新橋1−7−5 BIRTH TORANOMON
電話番号
03-6435-0743

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。