ハピネットグループの環境への取り組み
株式会社ハピネットグループの一員であるハピネット・ロジスティクスサービスが、物流センターにおける脱炭素化へ向けた重要な施策を実施しています。これまでの取り組みとして、再利用可能な「オリコン」の導入やグリーン電力の使用、さらには太陽光パネルの設置が挙げられます。
オリコンによる廃棄物削減
「オリコン」とは、折りたたみ可能なプラスチック製コンテナのことで、この製品の導入は2002年から始まりました。2025年までに700店舗への供給を目指しており、これによりCO₂排出量を削減することを目的としています。オリコンの使用により、紙の段ボール材料の使用量も大幅に減少しました。
この施策の成果として、2024年度には、段ボールの使用枚数が前年比で約1.38倍に達し、年間122トンのCO₂排出量が削減されています。このことは、約1万3,600本のスギの木が吸収したCO₂量に相当します。
グリーン電力の導入
また、2023年4月には「ハピネット船橋ロジスティクスセンター」において、三井不動産が提供するグリーン電力サービスを導入しました。これにより、実質的に再生可能エネルギーからの電力に切り替えることができ、年間180トンのCO₂排出量を削減しています。
太陽光発電の新設
さらに、2024年9月には「ハピネット市川ロジスティクスセンター」の屋上に915枚の太陽光パネルが設置されました。これにより、施設全体の電力消費の約15%を自家発電で賄うことが可能となり、年間約150トンのCO₂排出量削減が見込まれています。大規模災害時には、最低限の電力供給を継続するBCP対応力も確保されています。
今後の展望
ハピネットグループは、物流領域での環境負荷を低減するための持続的な努力を続けています。オリコン納品やグリーン電力の活用に加え、効率的な輸送や資材の最適化、さらなる省エネルギー化に取り組んでおり、2028年までに1,200店舗へのオリコン導入を目指しています。
このように、ハピネットグループは遊び心に溢れる商品を提供しながら、環境にも配慮した企業運営を実践しています。その詳細な取り組みは、ハピネットのサステナビリティサイトでご覧いただけます。
会社概要
- - 名称: 株式会社ハピネット
- - 設立: 1969年6月7日
- - 資本金: 27億5,125万円
- - 所在地: 東京都台東区駒形2丁目4番5号 駒形CAビル
詳細情報
ハピネットの取り組みや、その他の環境解決策については、以下のリンクよりご覧いただけます。
ハピネットサステナビリティサイト