越境ECを革新するxxxxneseがシリーズAで資金調達成功
千葉県千葉市に拠点を置く
株式会社xxxxneseは、2023年3月にシードラウンドでの資金調達に続き、最新のシリーズAラウンドにおいて約1.4億円を調達しました。これにより、これまでの累計資金調達額は3.4億円に達しました。
xxxxneseのミッションは「ヒト・モノ・文化が自由に交流できる国境のない世界を作ること」です。この理念をもとに、日本の優れた商品を外国市場に広めることで、越境EC市場の可能性を追求しています。世界の越境EC規模は2021年の7850億USドルから2030年にはなんと79兆USドルに達すると予測されており、特に日本の製品はその品質とコストパフォーマンスで国際的に高い評価を得ています。
展開する越境ECプラットフォーム
xxxxneseは、従来の貿易型越境方式をデジタル化し、中国市場をターゲットにした特化型サービスを展開しています。サービス開始からわずか2年で2100以上のショップが登録し、5700以上のブランドを取り扱い、さらに120万点以上の商品を提供する最大級の越境モールを運営しています。高品質な日本の商品を集約し、中国市場へアクセスする道を開いています。
具体的な資金調達目的
xxxxneseは資金調達により、次のような目標を設定しています。
1.
中国国内販路の強化
近い将来、xxxxneseは中国の大手商品モールとの連携を強化し、日本の商品情報を効果的に展開することを目指しています。これによって、日本の商品が多くの中国ユーザーの間で購入されるチャンスを増やす意図があります。
2.
東アジア地域への進出
商品情報を台湾、香港、韓国、タイなどの東アジア市場に最適化し、これらの地域向けの新しい販売プラットフォームを開発します。物流面でもパートナーと共にリアルタイムで適切な価格を提供し、迅速な商品配送を実現する計画です。
3.
マーケティングプラットフォームの整備
従来の越境ECの課題となっていた透明性を向上させるため、消費傾向データやコスト分析を提供し、海外販売のキャンペーンに対する有効性を分析するプラットフォームの開発を予定しています。
4.
インバウンド事業基盤の構築
海外の消費者のデータを活用し、国内での事業拡大や来日客向けのビジネスプラットフォームの整備を図ります。
投資家からのコメント
シリーズAラウンドでリード投資家となった株式会社ベクトルの代表・西江肇司は、xxxxneseの提供するボーダレスなプラットフォームが日本の魅力を引き出す重要なツールであると説明しています。特に、国内の素晴らしい商品がまだ十分に国際的に認知されていない現状を理解し、日本の優れた商品がもっと多くの人々に届くことを期待されています。
また、シードラウンドの投資先であるNOW株式会社のパートナー中島弘貴氏も、経営陣の経験とチームワークの重要性を強調。xxxxneseが越境EC市場で成長を遂げる姿に期待を寄せています。
未来の越境EC市場において、xxxxneseの確固たるビジョンと革新が育まれることを願い、同社の今後の活動を追いかけていきたいと思います。
会社情報
- - 会社名:株式会社xxxxnese
- - 設立:2022年2月22日
- - 資本金:353,642,449円
- - 代表取締役:厳 盛日 / 樋口 智丈
- - 所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地 幕張テクノガーデンCB棟3階
- - 公式サイト:xxxxnese.com