クニエの新SCM支援サービス
2025-04-23 11:44:20

クニエ、AIエージェントを活用した新しいSCM/XP&A導入支援サービスを発表

テクノロジーの進化とともに、企業の経営戦略に変革をもたらす新たな試みが続々と発表されています。その中でも特に注目されているのが、人工知能(AI)を駆使した新しいサプライチェーンマネジメント(SCM)およびエクステンデッドプランニングとアナリティクス(XP&A)の導入支援サービスです。これを発表したのは、株式会社クニエ。2025年4月23日より提供を開始するこのサービスは、AIエージェントを活用し、企業のSCM及びXP&Aの施策を支援するものです。

クニエは、企業が直面する複雑な外部環境の変化を受けて、この新サービスを構築しました。近年、企業のサプライチェーンは、パンデミックや自然災害、さらには国際情勢の変化によって多くの課題が浮上しており、特に需要の予測や業績への影響を迅速に把握・対応することが求められています。従来の方法では、急激な相場変動などに対するレスポンスが遅れがちだったため、企業の運営に大きな影響をもたらすことが懸念されていました。

新しいサービスが目指すのは、その遅れを解消することです。具体的には、Google Cloud の各種機能、特にGoogle Geminiを中心に、AIエージェントにより外部データと連携したシステムを構築します。これにより、相場の変動や自然災害の情報をリアルタイムで収集し、企業が必要とするリカバリープランを自動的に立案します。また、適切なマスターデータやトランザクションデータの修正提案も行い、企業の生産能力に影響を与えないようサポートします。

この新システムは、大きく5つの要素から成り立っています。

1. BigQuery: ビッグデータの解析を可能にし、Cortex Frameworkを使ってデータの統合と分析を行います。これにより、過去の環境データを解析し、AIエージェントによる判断に用いることができます。

2. Vertex AI: 需要予測や原材料の価格変動を解析します。これにより、予測の精度が向上し、事前の対策が打てるようになります。

3. Gemini: 外部データを基にイベント発生を予測し、影響範囲を把握。その後、AIエージェントが対話形式でリカバリープランを立案し、必要に応じてデータ修正を提案します。

4. Looker: 経営状況を可視化するKPIダッシュボードを構築。これにより、企業はその時点での業務の状況をリアルタイムで確認できます。

5. API連携: 他の計画業務用ソリューションとも連携し、スムーズなデータの交換が行えるよう設計されています。

  • - 【今後の展望】クニエは、この新サービスを通して、さらに多様な業界における企業変革を支援することを目的としています。グローバル企業が抱える複雑な課題に対して、AI技術と豊富な実績をもとにしたコンサルティングサービスを提供し、その機能を最大限に活かすための取り組みを続けていくとのことです。

  • - 【株式会社クニエについて】クニエはNTTデータグループの一員として、ビジネスコンサルティングを専門とする会社です。高度な専門性を誇り、顧客の多様なニーズに応えるソリューションを提供し、企業の変革に寄与するばかりでなく、持続的な成長を実現するためのパートナーとしての役割を担っています。詳細は公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社クニエ
住所
東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー11F
電話番号
03-3517-2292

トピックス(経済)

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