食品ロス削減プロジェクト
2025-04-24 13:30:31

カゴメと共立女子大学が取り組む食品ロス削減プロジェクトの展開

カゴメと共立女子大学の産学連携プロジェクト



カゴメ株式会社は、共立女子大学との連携により、食品ロスの削減を目指す新しいプロジェクトを開始しました。2024年3月に締結された協定に基づき、学生たちが中心となり、社会問題である食品ロスについて考える機会を提供します。本プロジェクトは、ビジネス学部の4年生12名が参加し、指導教官である野沢誠治教授のもとで商品開発やマーケティング戦略に取り組みます。

プロジェクトの背景



食品ロス問題は、持続可能な社会の実現に向けて解決が求められています。カゴメは、「いわき小名浜菜園」で発生する規格外品のトマトを活用し、食品ロスをどのように減らせるかをテーマに学生たちがアイデアを出すことになりました。昨年度はすでにこの取り組みを始めており、学生たちはトマトの有効活用法を提案しました。今年度はさらに進化し、特に「フラガールトマトジュース」の浸透戦略に焦点を当てます。

プロジェクト初日のオリエンテーション



4月16日、プロジェクトの初日には学生たちがオリエンテーションに参加し、「フラガールトマトジュース」の概要について講義を受けました。担当者からは現在の課題や販売状況についての情報が提供され、実際に5種類のトマトジュースの飲み比べを通じて、それぞれの特徴を学ぶ実習も行われました。参加した学生は、「これまでの学びを実践に生かし、食品ロス削減に貢献したい」という意欲を示していました。

今後の展望



同プロジェクトでは、今後4か月間の間に、女子大学生を対象にしたマーケティング調査を行い、具体的な戦略を練ります。最終発表は7月に予定されており、学生たちの提案が実際のマーケティング活動に生かされることが期待されています。

地域社会と協働する意義



カゴメは、今回のプロジェクトを通じて、地域社会との連携も強化します。食品ロス問題は家庭や地域にも関連するため、幅広い視点からのアプローチが必要です。このプロジェクトを通じて、学生たちは実践的な学びを得るとともに、地域社会に対しての意識も高めることができます。教育機関と企業とのコラボレーションによって、未来の人材育成のみならず、持続可能な社会の実現に向けた第一歩が踏み出されるのです。

まとめ



カゴメと共立女子大学の産学連携が生み出すこのプロジェクトは、食品ロスの削減という重要な社会課題に向き合うものであり、学生たちの創造力と情熱が試される舞台となります。彼らの独自の視点から生まれる新たなアイデアが、ひとつでも多くの食品ロスを防ぎ、持続可能な社会の実現に寄与することを心より願っています。


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会社情報

会社名
カゴメ株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦3-14-15
電話番号
052-951-3571

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