岩手県盛岡市の株式会社セルクが新しい外国人支援事業をスタート
岩手県盛岡市に本社を構える株式会社セルクは、今年で創業28年を迎え、これまで『翻訳・通訳・語学講座』事業を手掛けてきました。特に、観光関連の資料の翻訳を多く行い、その実績は国内外で高く評価されています。この度、同社は新たに『外国人向け日本語&ビジネススキル支援』という事業を始めることを発表しました。
セルクの翻訳事業の歴史
セルクは1998年に設立され、初めはDTP翻訳というスタイルで活動を開始しました。このスタイルは、印刷会社から依頼された原稿に翻訳を埋め込み、希望の形式で納品するというもので、主に岩手県内や近隣県の印刷会社との強力なパートナーシップを築いてきました。翻訳の言語には英語、中国語、韓国語、そして最近ではフランス語やドイツ語なども含まれ、地元の観光協会や行政機関からも多くの依頼が寄せられています。
新たなチャレンジ:外国人向け支援事業
現在、日本における外国人の労働制度は変化の時を迎えています。2026年以降、既存の外国人技能実習制度に代わり「育成就労支援制度」が導入される予定です。この新制度では、外国人労働者が日本に来る前に一定の日本語を習得しますが、具体的な習得レベルにはばらつきがあります。このため、日本国内での日本語教育に対するニーズが高まっているのです。
セルクは、こうした背景を受けて、外国人が必要とするビジネススキルの提供にも焦点を当てることを決定しました。日本語教育に加え、実務に役立つビジネススキルの習得を目指すプログラムを展開することで、外国人労働者と企業双方に寄与していく考えです。
ビジネススキルの重要性
日本の企業では、言語スキルだけでなく、ビジネスシーンで必要とされるマナーや専門知識、ビジネスコミュニケーションなどのスキルも求められます。しかし、現在の日本語教育機関の認定制度は日本語習得に特化しており、ビジネススキルについての公式なガイドラインはありません。この状況を踏まえ、セルクは新しいビジネススキル習得の機会を設け、外国人が円滑に日本のビジネスシーンに適応できるようサポートします。
今後の展望
株式会社セルクは、これまでの翻訳事業で得た豊富な経験を活かし、今後も新たな挑戦を続けていく姿勢を示しています。外国人支援事業により、より多くの外国人が日本での生活や仕事にスムーズに馴染むことができるよう、具体的なプログラムの提供が期待されます。また、地域間の国際交流促進にも寄与することで、盛岡市全体の活性化にもつながるでしょう。
これからの進展に目が離せません。ぜひ、新たなサービスに注目してください。