ハノイ工科大学とアイデムが手を組む
2023年9月16日、株式会社アイデム(東京都新宿区)がベトナムのハノイ工科大学(HUST)との協同教育プログラムに関する再締結調印式を行った。この協定は2018年より続くもので、第8回目の調印式となる。
協同教育プログラムの目的
こちらのプログラムは、日本での就業を志向する学生に日本企業で必要なスキルを身につけさせることを目的としている。特に、プログラムは著しく成長しており、年間で500時間の授業を2年間で行う形となっている。対象は大学3年生から5年生の学生であり、日本語の初級レベルから始まり、2年目には中級レベルまで到達することを目指す。さらに、ビジネスマナーや日本文化に関する理解を深める授業も行われ、就業に必要な知識と能力を養うことを目指している。
インターンシップと成果
毎年、多くの学生がこのプログラムに参加しているが、特に2025年には16名の学生が日本企業でのインターンシップを予定している。これにより、学生のモチベーションが向上し、同時に日本企業との理解をさらに深めることが期待されている。これまでにプログラムを修了した学生の中で、80名以上が日本企業から内定を受けており、このプログラムは彼らのキャリアにおいて重要な役割を果たしているといえる。
調印式の詳細
調印式には、ハノイ工科大学の副学長であるHuynh Dang Chinh(フィン・ダン・チン)様と、アイデムの取締役部長栗原健治が出席した。今後の2年間にわたりプログラムは進行し、さらなる学生の成長をサポートする。
アイデムグローバルの展望
アイデムグローバルは、エンジニアや特定技能者、インターンシップ生などの外国人雇用を支援している。言葉の壁を克服するため、外国人専任スタッフを配置し、サポート体制を整えている。特に、ハノイ工科大学との協同教育プログラムは、今後も日本とベトナムの架け橋となる重要な活動であり、双方にとって大きな価値を生むことが期待されている。
このプログラムによって、日本企業における人材不足の解消だけでなく、国際的な人材の育成も進んでいくことであろう。アイデムグローバルの取り組みは、今後の展開にも期待が集まる。
まとめ
ハノイ工科大学とアイデムの提携は、単なる教育プログラムにとどまらず、国際的な人材育成に寄与する重要なプロジェクトである。これからも両者が力を合わせ、より多くの学生が日本での成功を掴むためのサポートを続けることに期待したい。