天山酒造150周年記念酒がJPC2026賞を受賞
150年の歴史を誇る佐賀県の天山酒造が、初の受賞を果たしました。この度、同社が企画・制作した「天山150周年記念酒」のラベルとパッケージデザインが、2026年ジャパンパッケージングコンペティション(JPC2026)のアルコール飲料部門賞に輝きました。主催する一般社団法人日本印刷産業連合会が行うこの競技会は、商業パッケージの優秀性を競うものであり、天山酒造にとって特別な意味を持つ受賞です。
地元への強い思いがこもったデザイン
受賞作である「天山150周年記念酒」は、地元・佐賀県小城市の天山酒造の創業150周年を記念する特別な一品です。胴ラベルには、300年の歴史を持つ「名尾手すき和紙」が使用されており、その切り方は名峰天山の稜線を模しています。また、箱の木材には佐賀県産のヒノキ材を使用し、高品質な家具を手掛ける地元企業「レグナテック」の技術で加工されています。「天山ブルー」と呼ばれる色合いは、天山に湧き出る清らかな伏流水を象徴しており、その美しさを表現しています。
このパッケージは、地域に根ざした素材と技術を融合させ、持続可能な酒造りへの取り組みを体現したものでもあります。JPC2026では、そのデザインの完成度や企業の150年にわたる歴史、そして地域との結びつきが見事に伝わることが評価されました。
限定販売の記念酒とその背景
「天山150周年記念酒」には、原料米の有効活用や品質にこだわり、アルファ化米を使用することでCO2排出を抑制する工夫が施されています。この取り組みは、持続可能な酒造りの第一歩として位置付けられ、消費者にとっても環境に優しい選択肢となります。
- - 商品名:天山150周年記念酒
- - 販売価格:720ml 11,000円(税込)
- - 販売場所:天山酒造のオンラインストアや各酒販店および百貨店
数量限定での販売となっており、非常に希少な商品です。また、醸造元の天山酒造は公式サイトやSNSでもその魅力を発信しています。
JPC2026と部署の役割
JPC2026は、1962年から続く歴史ある競技会で、時代のニーズに応じた商業パッケージの優秀さを競っています。最近では、機能性や創造性を重視したパッケージ開発が求められ、観客のニーズに応える作品も多く登場しています。今年のエントリー数は146あり、その中から41商品が受賞の栄誉に輝きました。
第一紙行の理念と将来
天山酒造の記念酒を手掛けた株式会社第一紙行は、1946年に創業した京都の企業です。「考えることと売ること」をモットーに掲げ、中小・中堅企業のブランディングやプロモーション、パッケージングを支援しています。加えて、全国に広がるサプライチェーンを活用した多品種・小ロット・ワンストップのサービスを展開しています。
今後も地域の食文化や酒造りの高付加価値化をサポートしつつ、社員の幸福を追求していくことを目指していくことでしょう。日々の生活の中で地域の魅力と深く結びついた製品が増えていくことを期待します。
天山酒造の150周年は、新たな時代の幕明けとともに、地域の恵みと人々の想いを詰め込んだ特別な記念酒を次世代に伝える重要な一歩です。