大学生が主催する新たなスタイルの就活イベント「カメ活」が京都で開催

大学生による新しい就活イベント「カメ活」

開催の背景

近年、就職活動は多くの学生にとって一大イベントであり、様々な不安やプレッシャーが伴います。しかし、学生自身が主催する「カメ活」は、そのような従来の「しんどい就活」から脱却し、よりオープンで参加しやすいイベントを目指しています。この取り組みは、京都府亀岡市の地域課題をテーマにビジネスアイデアを考える「かめおか共創支援プロジェクト」の一環として実施されています。

「カメ活」は、自身の就職活動に向けた不安や悩みを抱える大学生10人がその経験をもとに企画したイベントであり、目の前の企業から「飾らないリアルな情報」を得ることで、ミスマッチのない就職につながることを目的としています。

新しい就活スタイルの魅力

「カメ活」には、特に注目すべき4つの魅力があります。

1. モルック体験
参加者は、企業の人と混合チームを組み、話題のニュースポーツ「モルック」を体験します。勝敗をめぐる戦略を共に考える中で、初対面でも自然に会話が生まれ、緊張感が和らぎます。これにより、他の参加者との交流を楽しむことができ、1人で参加することへの不安を軽減します。

2. 動画コンテスト
事前に参加する学生が近隣の企業にインターン生として潜入し、企業の魅力を引き出す動画を制作します。これにより、企業の本音やリアルな情報を共有でき、イベント当日の上映で参加者が投票し、その結果でグランプリを決定します。自身の視点で切り取った企業の魅力に触れる機会は、他では得られない貴重な体験です。

3. 交流カフェ
少人数のグループで行われる「交流カフェ」では、企業の魅力や働く人々のリアルなライフスタイルに触れることができます。この場での気軽な質問や話し合いは、まだ就職活動の準備をしていない学生にとっても、自らの強みや興味を見つける大切なきっかけとなります。

4. フリートークタイム
もっと他の参加者や企業と話したいという切実な思いを実現する自由なフリートークタイムも設けられています。この時間に企業側からのアプローチがあることも多く、将来的な就職へつながる新たな接点を持つ貴重な機会となります。