インフキュリオンと三井住友カードが新たなBtoB決済サービス提供を開始

インフキュリオンと三井住友カードが初のBtoB決済サービスを開始

株式会社インフキュリオンが、三井住友カードとの提携により、2025年5月20日からBtoB決済サービス「請求書カード払い Powered by Winvoice」の提供を開始します。このサービスは、法人間の取引において支払いの効率を向上させ、多くの企業のキャッシュフローの課題を解決することを目的としています。

サービス提供の背景

国内において、法人間の取引では通常、請求書による掛け払いが行われており、支払いは銀行振込が主流です。しかし、請求書による支払いは、実際に資金が受け取れるまでに時間がかかるため、特に中小企業やフリーランスにとっては、資金繰りの問題が深刻な経営課題となっています。このサービスは、請求書の支払いを立替え、法人カードでの決済を可能にすることで、企業のキャッシュフローを改善するソリューションの一つと言えます。

新しい決済方法の特徴

「請求書カード払い Powered by Winvoice」では、受領した請求書の支払い方法を、支払者が持っているカードで行うことができます。この変更により、支払者は資金をカードの引き落とし期日まで用意すれば済むため、実質的な支払期日を延長できます。また、カード決済が完了すると、支払者が選んだ名義で請求元に対して即日入金が行われるため、カード利用が請求元に知られることはありません。

さらに、銀行振込による支払いに比べ、時間が短縮され、ミスの防止にもつながるため、業務の効率化も期待されます。

利用の流れ

この仕組みは、インフキュリオンが開発した「Winvoice」プラットフォームを基盤として構築されています。利用者はシステムを通じて、迅速に請求書カード払いのサービスを受けられ、短時間で法人向けサービスに組み込むことが可能です。Winvoiceは、請求書支払いに必要なシステムと業務を一元化することで、運用面でもメリットを提供します。

今後は、銀行振込や法人の後払い決済など、さらに多様な支払手段の開発も進めていく流れです。

インフキュリオンとは

株式会社インフキュリオンは、社会課題を解決することを目的とするFintech企業であり、多彩な金融サービスを提供しています。顧客体験や業務の効率化を高めるためのテクノロジーやプラットフォームを開発し、あらゆる産業にFintechを組み込むことを目指しています。

「Winvoice」は、請求書カード払いを迅速に実現するためのプラットフォームとして、ビジネスの成長をサポートします。