テラデータ&dotData
2020-06-26 13:00:06
テラデータとdotDataが協業しデータサイエンスを加速する新たなソリューションを発表
テラデータとdotDataの協業が切り拓く新たなデータサイエンスの未来
データ分析とアナリティクスの先進企業であるdotDataが、テラデータとの新たな協業を発表しました。これにより、両社はエンタープライズレベルのデータ管理を強化し、データサイエンスのプロセスをよりスムーズにします。このパートナーシップによって、顧客企業はデータの移動をシンプルにし、人工知能(AI)や機械学習(ML)を活用したビジネス価値を最大化できるようになります。
テラデータのVantageプラットフォーム
テラデータの主要な製品であるVantageは、最新のデータアナリティクス技術に対応し、データウェアハウスだけでなくデータレイクを利用した大規模なデータ分析が可能です。このプラットフォームは、企業が持つ全データへのアクセスを提供し、高い拡張性と可用性を誇ります。また、特定の言語やツールを選ぶことなく、シームレスなデータ分析を実現可能です。
特に注目すべきは、データのサイロ化を解消する機能です。これにより、多様なデータセットを活用し、企業はより統合的な視点での市場分析や顧客分析ができるようになります。
dotDataの革新的なAutoML 2.0
一方のdotDataは、データサイエンスの過程を自動化する「AutoML 2.0」を提供し、データから価値あるインサイトを迅速に生成するためのソリューションです。この技術は、企業のデータ環境にリーダブルな形でAI/MLモデルを実装することを可能にします。特に、テーブル内の関係性を理解し、大量の行数を持つデータをシンプルな特徴量に変換する能力に優れています。
この独自のAI技術を活用することで、ビジネスのロー・データから機械学習のモデルまでの流れを徹底的に自動化。BI開発者やデータエンジニアが数日のうちにAIモデルを実装することができ、業務効率を大幅に向上させます。
MS&ADインシュアランスグループの活用事例
この新しいソリューションは、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスが実施しているデータサイエンスプログラムの一環としても活用されています。グループのCDOが語るように、テラデータとdotDataの連携により、顧客からの信頼を得るためのデジタル戦略が進行しています。これにより、データサイエンスの投資のリターンを最大化することが可能になり、顧客へのサービス向上にもつながります。
プラットフォームの統合で生まれる未来
統合されたプラットフォームは、企業が持つデータの価値を最大限に引き出し、さらなるビジネスの可能性を追求する大きな一歩となります。データサイエンスの民主化を目指すdotDataの取り組みは、多くの企業にとってのゲームチェンジャーになると期待されています。
今後、AIとMLの導入が進む中で、dotDataとテラデータの連携は、ビジネスの変革のヒントとなるかもしれません。様々な業界での導入事例が増えることが期待され、高度なデジタル技術の導入が企業競争力の鍵になるでしょう。
詳細やデモについては、dotDataの公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
dotData, Inc.
- 住所
- 1730 S. El Camino Real, Suite 200, San Mateo, CA, 94403, USA
- 電話番号
-