日本アセアンセンターと虹色侍ずまのコラボ
日本アセアンセンター(以下「センター」)は、東京都港区に位置する国際機関であり、ASEAN(東南アジア諸国連合)への理解を深めるための活動を精力的に行っています。今回、人気YouTuber虹色侍ずま(ずまさん)とのコラボレーションにより、センター初のPRソング・ミュージックビデオ「ASEANってなに?」が制作されました。この楽曲は、センターの公式ウェブサイト「ASEANPEDIA」やSNSで公開されており、若者を対象にASEANの魅力を伝えています。
若者に向けたメッセージ
センターの狙いは、日本の中高生や20代の若者に「ASEAN」という名称をまず覚えてもらい、さらなる興味を引き出すことです。ずまさんは、ASEANの歴史や文化を学べる「ASEANPEDIA」を参考にしながら作詞を行いました。このプロジェクトは、ただの楽曲制作ではなく、若者にとって学びの機会を創出するための重要な一歩と位置付けられています。
プロのYouTuberが魅せる即興力
ずまさんは、多数の企業CMで楽曲提供や出演を行っている実力派YouTuberです。総フォロワー数は350万人以上で、その中でも18歳から34歳の若年層が多くを占めています。「テーマがあれば5秒で曲を作れる」と称されるその即興力で、多くのファンを魅了しています。ずまさんは、「ASEANPEDIA」を通じて新たな学びに触れ、その体験を楽曲に反映させたと言います。
「自分が知らなかった情報がたくさんあり、とても分かりやすく、読み進めるほどに興味が深まった。この楽曲を通じて、ASEANの国々をもっと多くの方に身近に感じていただければ嬉しいです。」
ミュージックビデオの目的
本楽曲とミュージックビデオの目的は、単に「ASEAN」という名称を知ってもらうことにとどまりません。日ASEAN関係が50年以上にわたる歴史を持ち、地域の多様性や文化の豊かさに触れるきっかけを提供することにあります。若者たちが国際理解を深めるための第一歩となることを願っています。
大阪・関西万博でも注目
サステナブルな未来をテーマにした大阪・関西万博でも、短期間ながらこのミュージックビデオがASEANパビリオンで公開され、訪れる人々に注目されました。これにより、地域の国々の文化をさらに広める役目を果たすことが期待されています。
日本アセアンセンターの役割
センターは、1981年にASEAN10ヵ国政府と日本政府によって設立され、貿易、投資、観光、人物交流を促進しています。日本とASEAN諸国の関係強化を目的に、国内外で多くの活動を展開しており、多様な文化を持つASEANを日本に広める重要な役割を担っています。
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今回のコラボレーションを通じて、若者たちはASEANに対する新しい視点を得るとともに、国際的な関係を理解するきっかけを得ることができるでしょう。日本アセアンセンターの取り組みは、今後も注目されることでしょう。