京瓦ギャラリーオープン
2025-09-09 11:08:20

京瓦の魅力を未来へ繋ぐ新拠点、浅田製瓦工場がギャラリーをオープン

京瓦ギャラリーの誕生



1400年もの歴史を誇る京瓦の伝統を持つ浅田製瓦工場が、2025年9月25日に新たに『京瓦ギャラリー』をオープンします。京都市伏見区に位置するこのギャラリーは、ただの展示空間ではなく、実際に工房を併設し、訪問者に京瓦の魅力と歴史を楽しんでもらう場として設計されています。

京瓦の伝統と浅田製瓦工場



浅田製瓦工場は、明治44年から続く老舗の工房で、町の景観を保つ重要な役割を果たしてきました。南禅寺や東福寺といった歴史的な建築物の瓦も手がけ、その技術と伝統を世代を超えて継承し続けています。2024年には新たなM&Aを経て新体制となり、より多角的に伝統産業の発展と継承に取り組むプロジェクトが始まります。

新しい取り組みとコラボレーション



今回のギャラリー開設は、デジタルネイティブ世代の起業家・中島竜臣氏や陶芸家・若山義浩氏とのコラボレーションによるものです。彼らは、伝統産業の抱える後継者不足や需要の減少といった問題に対し、現代の感覚を組み合わせて新たなアプローチで京瓦の魅力を広めようとしています。

ギャラリーでは、「鍾馗(しょうき)」という魔除けとして親しまれる作品や、京瓦を使った食器やインテリア商品、さらに2025年に大阪万博で使用される「着物六角タイル」など、多彩な展示が予定されています。また、工房見学を通して、職人たちの手作りの過程を間近で見ることもできます。

来場特典や楽しみ方



来場者には特典として、京瓦をモチーフにした「箸置き」や「家紋キーホルダー」が必ずもらえるガチャガチャを楽しむことができ、多くの方々にこの伝統工芸を身近に感じてもらう機会を提供します。これにより、京瓦の美しさや日常での活用法を提案し、伝統工芸の魅力を再発見してもらえることでしょう。

未来へのビジョン



浅田製瓦工場は、京瓦の伝統を守りながらも、革新を続けていく意義深い存在です。今後も多くのプロジェクトを通して、地域の文化と経済の発展に寄与しながら、伝統工芸の新しい可能性を探求していくことでしょう。

ギャラリーは、満ちあふれる京の魅力を体感できるスポットとなるはずですので、是非ご期待ください。

ギャラリーの基本情報


  • - 名称:京瓦ギャラリー
  • - 所在地:〒612-8338 京都市伏見区舞台町5番地
  • - アクセス:「京阪丹波橋駅北改札口」から徒歩約20分
  • - オープン日:2025年9月25日
  • - 営業時間:10時〜17時
  • - 定休日:土・日
  • - 入場無料
  • - お問い合わせ:075-601-1506、[email protected]

京瓦ギャラリーでは、従来の枠を超えた新しい発信の業にご期待ください。伝統と革新が交わるこの場所で、お待ちしております。


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会社情報

会社名
株式会社京都商事
住所
京都府京都市東山区上人町435-23F
電話番号
075-366-5772

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