モバイル型RFIDリーダー「レコハンド」の新展開
帝人フロンティア株式会社(本社:大阪市北区)は、RFID技術を駆使した管理システム「Recoシリーズ」の一環として、モバイル型ICタグリーダー「レコハンド」を展開しています。その最初のモデルとして、読み取り部分を人差し指に搭載した「GLOVEタイプ」がすでに市場に登場しています。今般、現場の多様なニーズに応えるため、3種類の専用アタッチメントが追加開発されました。
専用アタッチメントの紹介
近年のRFIDリーダーに求められる性能
ICタグの普及が進む中で、RFIDリーダーにはさまざまな性能が求められています。具体的には、電波照射範囲を絞った高い読み取り性能、携帯性を持った軽量設計、さらには一台で複数の用途に対応可能な柔軟性です。これらのニーズに合わせて、帝人フロンティアは「レコハンド」リーダーに新たに「BEAMタイプ」、「MATタイプ」、「PENタイプ」という3種類の専用アタッチメントを開発しました。
アタッチメントの特長
1. BEAMタイプ
- - 寸法: 幅168㎜ ✕ 奥行88.5mm
- - 読み取り範囲: 約1m以内の近距離から中距離
- - 使用例: 箱の投入口近くに設置し、読み取り範囲を通過する物品を自動的に記録。これにより、省力化と正確な記録が実現します。
2. MATタイプ
- - 寸法: 幅340㎜ ✕ 奥行186mm
- - 読み取り範囲: マット上に置く物品に限定
- - 使用例: 提案商品をマット上に設置することで、自動的に商談履歴を記録し、購買に至らなかった商品も可視化します。
3. PENタイプ
- - 寸法: 長さ134mm
- - 読み取り範囲: ペン先の狭い範囲に限定
- - 使用例: 医療や化粧品業界における小型・高額製品の正確なシリアル管理に対応、極小ICタグを的確に読み取ることが可能です。
今後の展望
これらのアタッチメントは、2026年度から販売を開始予定で、北米や欧州などのグローバル市場にも進出します。さらに、2028年度までに「レコハンド」全体で3億円、2030年度には5億円の売上を目指しています。市場のニーズに応じた製品展開を通じて、RFID技術のさらなる進化を実現する帝人フロンティアの取り組みが期待されます。
現場の多様な要求に応えられる「レコハンド」の進展は、業務の効率化や精度向上に貢献することは間違いありません。今後の開発が非常に楽しみです。