ビーキャップが提供する新たなオフィス改革支援サービス
株式会社ビーキャップ(東京都港区、代表取締役社長岡村正太)が提供する屋内位置情報サービス「Beacapp Here」が、株式会社ポニーキャニオン(東京都港区、代表取締役社長大熊一成)で導入され、社員の働く環境の改革を支援しています。この導入により、社員の出社状況の可視化や、フリーアドレス化に伴う対面コミュニケーションの促進が可能となりました。
導入の背景:オフィス移転後の新たな環境への対応
ポニーキャニオンでは2019年にオフィスを移転した直後、感染症の流行により社員が出社できない状況に直面しました。フリーアドレス制に移行する準備が進められましたが、社員の出社状況が把握できないことへの不安もありました。そこで、他社の成功事例を参考にし、ビーキャップの「Beacapp Here」を導入する方向性を検討しました。
導入決定のポイント:直感的な操作性と安心の可視化
「Beacapp Here」は、リアルタイムで社員の所在地を可視化し、さらに行動ログを分析できる便利なツールです。プライバシーに対する懸念もありましたが、システムの特徴を社員に対して丁寧に説明することで、理解が得られました。その結果、「便利」「使いやすい」というフィードバックが増加しています。また、社内での情報共有のためにモニターを設置し、座席の利用状況を即座に確認できる環境が整えられました。
導入による効果:出社状況可視化による信頼感の醸成
この導入によって、社員の出社状況をリアルタイムに把握でき、万が一の感染症拡大への早期対策が可能となりました。さらに、出社状況の可視化が進んだことで、適切なタイミングでの対面コミュニケーションが増えたという声もあります。特に、「おかえり通知」や「お気に入り登録」機能により、社員同士の交流が活発になり、仕事のスムーズな進行が可能になりました。
今後の展望:さらなるコミュニケーションの強化に向けて
ビーキャップは、今後も「Beacapp Here」を社内コミュニケーションや安全性の基盤として活用していく方針です。特に中途入社社員の増加に伴い、顔と名前が一致しないという課題に対して、プロフィール機能を活用し、連携を強化することを目指しています。また、社内での交流状況を分析し、レイアウト設計に反映させることで、イノベーションを促進しようとしています。
Beacapp Hereの概要
「Beacapp Here」は、スマートフォンとビーコンを利用して、人や物の動きをリアルタイムで把握する屋内位置情報サービスです。オフィスや工場、病院などの多様な職場に向けて、出社状況の可視化や動線分析、スペース利用の最適化をサポートし、働き方の柔軟性を高めるための支援を行っています。
このような取り組みにより、ビーキャップは働く環境のさらなる向上に貢献し、ポニーキャニオンのような企業と共に未来のオフィスの在り方を模索していきます。
詳細は
こちらの導入事例記事をご覧ください。