Jリーグの新システム
2015-02-19 16:11:21
Jリーグ、次世代トラッキングシステム『Tracab』を導入し競技力向上へ
Jリーグが新トラッキングシステム『Tracab』を導入
日本のサッカーリーグ、Jリーグが2023年に次世代のトラッキングシステム『Tracab(トラキャブ)』の導入を発表しました。このシステムの目的は、全体的な競技力の向上を図ることとファン・サポーターに向けた新たなコンテンツやサービスの提供です。
トラッキングシステム『Tracab』とは?
今回の『Tracab』は、軍事技術における自動追尾システムを基にしたもので、スタジアム内に特設カメラを設置し、試合中の選手やボール、審判の動き全体をデータとして収集します。この革新的な技術により、選手の走行距離やスピード、さらにボールの動きや選手間の距離まで、詳細な情報をリアルタイムで把握することができます。
特に取得されるデータには、選手の走行距離やスプリントの回数、さらにはチーム全体の移動パターンが含まれており、競技のどの部分を改善すべきかが一目瞭然となります。これらのデータはリアルタイムで可視化され、アニメーションとして表示されることも期待されています。
Jリーグへの影響と活用法
『Tracab』は、リーガ・エスパニョーラやプレミアリーグなど、欧州の主要リーグでも導入されており、Jリーグの競技力向上に寄与することが期待されています。このシステムの導入により、選手たちは自らのパフォーマンスを分析し、競技力を高める手助けとなるでしょう。
Jリーグは、このトラッキングシステムを活用し、公式サイトやメディアに様々な視覚的なコンテンツを提供する予定です。具体的には、2015年から毎節1試合において、選手のプレー位置やトップスピード、スプリント回数などの情報をアニメーションとしてファンに届ける予定です。また、全試合の詳細なレポートも展開し、より深い試合分析を提供することで、ファンの理解を助けます。
データスタジアムの役割
このトラッキングシステムを運営するデータスタジアム株式会社は、2001年の設立以来、さまざまなスポーツデータを取得・分析し、選手やチームの強化に貢献しています。彼らは、ファンやメディア向けにもデータを活用したエンターテインメントコンテンツを提供し、スポーツを新しい視点で楽しむ方法を提案しています。
結論
Jリーグが新たに導入するトラッキングシステム『Tracab』は、選手個々のパフォーマンスを高めるだけでなく、ファンにとっても新しい楽しみ方を提供することが期待されています。競技力の向上が進む中で、Jリーグがどのように変化していくのか、今後も注目です。
会社情報
- 会社名
-
データスタジアム株式会社
- 住所
- 千代田区三番町8-1三番町東急ビル5F
- 電話番号
-
03-6261-1551