新USB PDコントローラ発表
2026-02-09 17:18:05

STマイクロエレクトロニクス、新たなUSB PDコントローラ「STUSB4531」を発表

STマイクロエレクトロニクスが新たなUSB PDコントローラ『STUSB4531』を発表



STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM)は、最先端技術を活用したUSB PD(Power Delivery)シンクコントローラ「STUSB4531」の発表を行いました。新たに特許を取得したハイブリッドモードを搭載し、このデバイスはUSB PDの追加機能を簡単に利用できるようになっています。

STUSB4531の特徴



STUSB4531は、自社開発のAUTORUNアルゴリズムを搭載しており、これによりソフトウェアを介さずに基本的な電力交渉や監視、管理が可能になります。このアルゴリズムはポータブルオーディオ機器、ウェアラブルデバイス、Wi-Fiアクセスポイント、さらには医療機器のバッテリーチャージ回路に至るまで多岐にわたる電源管理をサポート。特に、基本操作を自動化し、開発プロセスの効率を高める役割を果たします。

STUSB4531に新たに追加されたハイブリッドモードは、外部アプリケーションプロセッサと内部のPDスタックの連携を可能にし、柔軟なUSB PD通信を実現します。この仕組みにより、バッテリーメッセージングや役割交換などの機能を容易に実装でき、製品開発の時間短縮が図られます。

アプリケーションの幅広さ



このコントローラは、USBデータ転送を行いながら充電することで、ハードディスクドライブやPOS端末、プログラム可能なドローンなど、業界を超えたさまざまなアプリケーションでの利用が期待されます。また、VRヘッドセットやインフォテインメント機器においてもその価値を発揮します。特に、USB PDのオルタネートモードを活用すれば、DisplayPortやThunderboltプロトコルに対応した製品を開発することが可能になります。

環境への配慮



USB-Cは電子機器の廃棄物を削減するためのエコデザイン基準として国際的に採用されています。STUSB4531はこの基準に沿って設計されており、高速で分かりやすい充電性能とともに、充電ポートに対する柔軟なソフトウェア対応にも配慮されています。製品は最新のUSB-C 2.4およびUSB PD 3.2規格に準拠し、EUのIEC 62680認証も取得しています。

開発者向けサポート



STUSB4531を使って開発を行う企業向けには、評価ボード(EVAL-SCS007V1)、機能を限定したリファレンスボード(EVAL-SCS006V1)、使いやすいGUI(STSW-STUSB020)、およびNVM Flash書き込みツール(STSW-STUSB021)など、充実した開発エコシステムが整っています。さらに、オープンソースのソフトウェアライブラリ(STSW-STUSB022)も近日中に登場する予定です。

市場投入と価格



STUSB4531は現在量産されており、QFN16パッケージ(3 x 3 mm)やCSP16チップスケールパッケージ(2.3 x 2.3 mm)として提供されています。この製品の価格は、1,000個購入時で約1.17ドルとなっています。業界のニーズに応えるこれらの機能により、STはさらに競争力のある製品を提供し続けるでしょう。

STマイクロエレクトロニクスについて



STマイクロエレクトロニクスは、50,000人以上の従業員を擁し、グローバルなサプライチェーンと製造設備を持つ総合半導体メーカーです。2027年末までに再生可能エネルギーへの完全シフトを目指し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みにも力を入れています。STの製品は、スマートモビリティやエネルギー効率の向上に寄与しています。詳しい情報はSTのウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
STマイクロエレクトロニクス
住所
東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟
電話番号
03-5783-8220

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