インドからの訪日観光を支援するBRANDitのジャパンデスク設立
近年、インドからの日本への訪問者数は増加の一途を辿り、コロナ前の水準を超える勢いです。この背景には、インド市場の重要性が高まっていることがあります。このような状況を受けて、インドの観光マーケティングエージェンシーであるBRANDitは、訪日インバウンド客の集客をさらに強化するために、日本に特化した「ジャパンデスク」を設立しました。
このジャパンデスクは、BRANDit の本社があるムンバイを拠点に、インド国内における訪日観光の促進活動を行います。特に、異文化理解を持つ観光客層をターゲットにした持続可能なインバウンド集客を支援することを目指しています。BRANDitは、日本の文化や慣習を理解し、適切なマーケティング戦略を展開することで、訪問者の質を向上させていきます。
また、ジャパンデスク設立にあたり、東南アジアにおける豊富な経験を持つ、アジアクリックの高橋学氏を顧問に迎えました。彼の豊かな経験が、BRANDitの日本市場における努力をさらに強化することでしょう。
BRANDitの確かな実績
BRANDitは、タイやカタール、アゼルバイジャンなど多くの国々の政府観光局と連携し、観光促進活動を行ってきた実績があります。特に、日本政府観光局(JNTO)との連携においては、年間200本以上のメディア掲載を実現し、多くの成功事例を生み出しています。特に、都市部を越えて、東北地方や北海道、沖縄などの地方への旅行商品増加にも寄与しています。
さらに、インド国内でも100以上の旅行会社を対象に、650名以上の「ジャパン・スペシャリスト」を育成しました。彼らが日本の魅力を発信し、さまざまな地域へと観光客を誘致することで、地域振興にも貢献しています。
ジャパンデスクの主な活動内容
BRANDitのジャパンデスクでは、以下のような支援活動を展開しています。
- - インドからの訪日ターゲットの選定とアプローチ方法の提案
- - インドでの視察や旅行会社へのセールス活動
- - インドのメディアへの記事掲載やクリエイティブ制作
- - インフルエンサーを活用したマーケティング
- - 海外旅行イベントへの出展支援
- - ファムトリップの招請や企画
- - インド訪日市場に関するレクチャーや勉強会の開催
このような取り組みを通じて、BRANDitはインド市場と日本市場の橋渡しを行い、相互理解を深めながら、より多くの観光客を日本に呼び込むことを目指しています。
お問い合わせ
BRANDit Japanデスクに関する詳細や、旅行業界の最新情報を知りたい方は、以下の連絡先へお問い合わせください。
BRANDitの詳細およびJNTOとの事例については、公式ウェブサイトをご覧ください:
BRANDit公式サイト
インドの観光客を日本に呼び込むための試みは、新たな文化交流の扉を開く第一歩です。今後の活動にも注目です。