MARK IS みなとみらいが展開するSDGsプロジェクト「MIRAI BATON PROJECT」
神奈川県横浜市に位置するMARK IS みなとみらいが、2023年10月より新たなSDGsへの取り組み、「MIRAI BATON PROJECT(みらいバトン・プロジェクト)」を開始しました。このプロジェクトは、持続可能な開発目標(SDGs)を推進するために、地域のリソースを最大限に活用し、新しい循環を創造することを目的としています。
プロジェクトの背景と意義
2021年から、MARK IS みなとみらいは「MARK IS みなとみらいで始める”good”なこと。」というコンセプトのもと、継続したSDGs達成活動、「good project」を進めてきました。今年で5年目を迎えたこの活動が、「みらいバトン・プロジェクト」として新たに生まれ変わります。これにより、地域の未来と環境を意識した活動へと進化します。
「MARK IS カップ」と名付けられたオリジナルデザインのスチールカップが、このプロジェクトの中心的な役割を果たします。このカップは、神奈川県鎌倉市で生まれ、リサイクル率93.5%を実現した環境に優しい製品です。プラスチックカップの使用による廃棄物の増加に対抗し、何度も洗って再利用することが可能で、美味しさと冷却効果にも優れています。
さらに、錆びたカップは新たな鉄資源として活用でき、水質改善機能を持つブロックとして再利用されるため、海洋環境や不良土壌の改善にも寄与します。
地域との連携による再生の実現
「みらいバトンプロジェクト」は、「みんなの庭」を拠点に、5つの再生をテーマに進められます。
1.
庭の再生:収穫したハーブや野菜を循環させ、命を繋ぐ。
2.
食の再生:フードロスを削減するため、未利用食材を再利用。
3.
からだの再生:地域の食材を使った健康的な食事で心と体をリフレッシュ。
4.
海の再生:スチールカップを回収し、海の環境を守る。
5.
つながりの再生:人々や自然との出会いを大切にし、支え合う社会を形成。
このプロジェクトは、手を取り合いながら、様々な人々や地域と協力してSDGsを推進する活動へと広がります。MARK IS みなとみらいは、地域と環境、身体の健康を繋ぐ未来の拠点を目指し、具体的なステップを踏み出します。
オープニングイベントでの一歩
「みらいバトン・プロジェクト」の開始を記念して、2025年10月18日にオープニングイベントが開催されます。このイベントは、プロジェクトに参加するテナントや関係者が集まり、食や体験を通して仲間意識を高め、プロジェクトの目的や取り組みについて理解を深める機会です。参加者は、「みんなの庭」で収穫したハーブの試食や、地域の素材を活かした料理を楽しむことができ、環境への配慮について意見交換が行われます。
このように、MARK IS みなとみらいは、未来の世代へと繋ぐバトンとして、持続可能な社会を目指した新たな挑戦を続けています。地域との繋がり、自然との共存を大切にしながら、環境に優しい取り組みを進めていく意義は、今後の社会においてますます重要になっていくでしょう。