浦和と大宮の歴史的な対決を楽しむ新トレーディングカードゲームが登場！

浦和と大宮の伝説的対決がトレーディングカードゲームで蘇る

埼玉県の誇る2つの都市、浦和と大宮。かつては別々の市として存在し、今もなおこの地域で根強いライバル意識が続いています。そんなお互いの競争を背景にしたトレーディングカードゲーム『さいたま伝』が、ゲーム制作集団「PANTS」と株式会社アルシェの協力により誕生しました。このゲームでは、実在するスポットや文化、飲食店をカード化し、楽しみながら両エリアの魅力を再発見できます。

ゲームの特徴

『さいたま伝』の最大の特徴は、すべてのカードが実際に存在するものをモチーフにしている点です。駅ビルや商店街、老舗店など、さいたま市の様々なスポットが収録されており、見覚えのある名所がカードとして登場します。友人たちとそのカードを見せ合いながら、「これは知ってる！」と盛り上がる楽しさを体験できます。

独特な文化を反映したカード

ゲームに収録されるカードは全45種類。各カードには独断と偏見に満ちたユーモラスな説明文が加えられており、時には思わずクスッと笑ってしまうような表現が盛り込まれています。地元民にとっては「これは言い過ぎでは？」と思わせる表現も含まれていますが、そのすべてが地域に対する愛着を深める要素となっています。

本格的なゲーム設計

このゲームは、ただのトレーディングカードゲームではありません。プレイヤーは市民を生産し、土地に定住させるというシステムを採用し、エリアマジョリティ要素を取り入れています。これはコアなゲームファンにも満足してもらえる本格的な設計であり、浦和と大宮それぞれの魅力を引き立てる内容になっています。

カードの追加計画

さらに、今後も新しいカードの追加が予定されており、より多くの地元スポットや文化がゲームに取り入れられる見込みです。これにより、プレイヤーは常に新しい体験をすることができ、ゲームの楽しみ方が広がります。

開発の背景

『さいたま伝』の開発は、地域の自虐的な文化を転じて、地域活性化へとつなげたいという思いからスタートしました。「埼玉は何もない」と語られることがありますが、浦和と大宮の優劣を争う情熱は明らかに地元愛の表れです。この開発には実在するお店や企業との取材を重ね、すべてのカードに正式な許可を得るという徹底した姿勢があり、約3年の歳月をかけて完成をみました。地域間の競争をゲームにすることで、互いの理解と新たな魅力の発見を促進することが狙いです。

今後の目標

『さいたま伝』は、浦和と大宮の対決を通じて地域への新たな興味を巻き起こすプロジェクトです。今後は埼玉県外の他の地域にも広げていくことを目指し、全国的なご当地ライバル対決を盛り上げていく予定です。ゲームのスタートは浦和と大宮の対決から始まりますが、ぜひ皆さんもこの新しい世代のカードバトルを体験し、地域愛に触れてみてください。