京都・山城上狛の新たな伝統「紡ぐお茶布巾」
株式会社福寿園が新たに発表した「紡ぐお茶布巾」は、2025年6月10日に発売される予定です。この商品は、古くから「茶」と「織物」の生産地である京都府木津川市山城町上狛の伝統的な技術を活かして作られています。独特の風合いを持ち、その色合いは多様かつ美しく、日常の生活に彩りを添える一品です。福寿園は、この不易流行の精神を大切にし、この地域で受け継がれてきたお茶と織物の技術を未来に引き継ぐことを目的としています。
伝統とサステナビリティを融合した商品開発
福寿園の創業は1790年に遡りますが、本社が位置する山城上狛は、かつて京都と奈良、大阪と伊賀を結ぶ交通の要地として栄えた場所です。その地域の茶葉は、質の高い飲料としてだけでなく、茶畑で使用される布としても重要な役割を果たしていました。しかし、時代の流れとともに、伝統的な「寒冷紗」は単なる保護素材ではなくなっています。それでも福寿園は、古くからの技術を現代の生活様式にあわせて再来させ、持続可能な形で製品化することを目指しました。
製品の特徴とこだわり
1.
独自の風合いとサステナビリティ
「紡ぐお茶布巾」の最大の特徴は、その色彩と風合いです。茶葉のエキスを用いて、綿を丁寧に先染めし、さらにレーヨンと組み合わせることで深みのある美しい緑色を実現しました。この製法によって色むらが少なく、色落ちも防止されています。
2.
耐久性と品質へのこだわり
布巾の基盤となる糸は太めのものを使用し、八枚重ねの織り方によって、日常使いに耐えうる丈夫さを持たせています。長く使っていただくため、一つ一つ丁寧に仕立てられています。
3.
暮らしに寄り添うデザイン
サイズは約30cm×30cmで、キッチンでの食器拭きやテーブル拭きに理想的です。また、柔らかい質感は床やガラスにも優しく、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるアイテムです。
商品詳細
- - 製品名: 紡ぐお茶布巾
- - 価格: 1,320円(税込)
- - サイズ: 約30cm × 30cm
- - 素材: 綿(茶葉エキス先染め)、レーヨン
- - 販売場所: 福寿園の一部店舗及び公式オンラインショップ
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企業の理念と御社の歴史
福寿園は、代々受け継がれてきた茶づくりの伝統と技術を大切にしつつ、現代のニーズに合った新しいティーライフを提案し続けています。これからも、地域の資源を生かしつつ、環境への配慮を忘れず、持続可能な商品を提供していく方針を掲げています。
今後の展開に期待しつつ、「紡ぐお茶布巾」をぜひ手に取ってみてください。伝統と未来が織りなす製品の魅力を感じられることでしょう。