アレルギー患者支援の新しい形『ALLERU』が受賞！経産省イベントでの栄誉

アレルギー患者支援の新たな一歩『ALLERU』の受賞

2022年8月20日、経済産業省の主催する「始動 Next Innovator 2020・2021 DEMO DAY」で、アレルギー患者支援を目的としたオンライン薬局『ALLERU』が優秀賞を受賞しました。このプログラムは、革新的なビジネスアイデアの発表の場であり、数多くの企業家がシリコンバレーから日本に至るまで新たな挑戦をしている様子が伺えます。

経産省のプログラムとは？

経済産業省とJETROが共同で開催したこのプログラムは、シリコンバレーと日本をつなぐことを目的としたもので、起業家やチャレンジャーを広く募り、選抜したメンバーが一堂に会して自らのビジネスアイデアを披露しました。最上位に選ばれたメンバーによるピッチコンテストで、『ALLERU』の代表である海老沼徹氏が登壇し、彼がメインに据えたアレルギー患者支援についての事業計画が高く評価されました。

アレルギーに対する熱い思い

海老沼氏の受賞理由として、彼自身のアレルギー経験が大きな要因となっています。アトピーや喘息を幼少期から抱えていた彼は、困難な日々を乗り越え、アレルギー患者のためになるサービスを作ることを決意しました。そして、医療の現場での実務経験を通じて得た知識をもとに、アレルギー患者が直面している実際の課題に目を向け、その解決に取り組んできました。大きな病気に目が向きがちな中、アレルギーという分野のニーズにちゃんと応えようとする姿勢が評価されたのです。

どのようなサービスなのか？

『ALLERU』は、情報を求めるアレルギー患者に対して、必要な情報や薬を効率よく提供するオンライン薬局です。サイトではアトピー性皮膚炎や喘息、アレルギー性鼻炎といった疾患について、診療ガイドラインをわかりやすくデザインで紹介しています。現在β版が公開されており、アレルギー患者が一人でも多く救われることを目指しています。

未来に向けたプラン

海老沼氏は、今後『ALLERU』を通じてアレルギー患者がより前向きに生活できるような取り組みを続けていく意向を明かしています。患者のニーズに合わせたサービスを提供し、情報の正確性やアクセスの良さを向上させていくことで、より多くの患者が救われることを願っているとのことです。

代表者・海老沼徹の略歴

海老沼氏は薬局経営者であり、自身のアレルギー体験をもとに薬局事業を立ち上げました。彼は昭和大学薬学部を卒業後、アレルギー領域を専門とする企業で働き、豊富な経験を積んできました。彼のキャリアは常にアレルギー患者のために捧げられており、今後もその思いは変わりません。さらに、MBAを取得し、ビジネスの視点からもアレルギー患者に寄り添ったサービス提供を実現すべく奮闘しています。