エンタメ企業を支援するDon't Disturbが「バクラク」と提携し業務効率化を加速

Don't Disturb、業務効率化の新たなステージへ

エンタメ業界やスタートアップに特化したバックオフィスサービスを提供するDon't Disturb株式会社（東京・渋谷）が、このたび株式会社LayerXが展開する法人支出管理や人的資源管理などをサポートするクラウドサービス「バクラク」との認定パートナーシップを締結しました。これにより、同社はエンタメ企業の業務効率化をより一層促進することを目指します。

バックオフィスの重要性

エンタメやスタートアップ企業では、プロダクト開発やクリエイティブ制作が主となるため、バックオフィスの整備が後回しにされがちです。しかし、事業が拡大するにつれ、社員数や取引が増え、様々な課題が浮き彫りになります。

例えば、稟議や承認フローに関する問題が挙げられます。経営陣の承認を得ずに契約を進められる事例や、経理へ正確に情報が共有されないことで請求書の発行漏れや遅延が発生するケースが多々あります。このような問題は、結局のところ企業の成長を阻害する要因となります。

効率化への取り組み

Don't Disturbは、今回の提携を通じて、自社が得意とするエンタメやスタートアップ分野の業務効率化を実現するための具体的な支援を行います。バクラクの導入から運用までをトータルにサポートし、バックオフィス業務の混沌を一掃することを目指します。具体的には、以下のような支援内容が考えられます：

- 日常業務のフローデザイン：経費精算や請求書の管理といった日常経理業務を整理し、その効果を最大限に引き出す手法を導入します。
- 稟議・承認フローの整備：法人カードの発行ルールや上限設定を含め、経営者が把握するべき支出を正確に管理します。
- 管理会計・予実管理の支援：事業部ごとの売上や原価をリアルタイムに把握できるような環境をつくり、迅速な意思決定を促進します。
- 現場目線でのフロー改善：単に経営者やバックオフィスの視点からではなく、現場での実情に合わせたフローを整備し、システムが形骸化するリスクを回避します。

バクラクの特徴

バクラクは、稟議、経費精算、請求書管理、勤怠管理などを含む多様な業務を効率化するクラウドサービスです。AIを取り入れることで、手入力や紙ベースの管理から解放され、従業員が本来の業務により集中できる環境を作り出します。中小企業から大企業まで多岐にわたる企業で利用されており、15,000社以上の顧客にサービスを提供しています。

カスタマイズされた支援

Don't Disturbは、エンタメ・スタートアップ企業のニーズに応じたバックオフィスサポートを展開しており、事業成長のための基盤づくりを行います。クリエイターやアーティストに対しても、秘書やマネジメントサービスを通じて、煩雑な事務業務から解放し、創造的な活動に集中できるような環境を提供していきます。

今後のDon't Disturbとバクラクによる支援がどのような成果をもたらすのか、業界の動向が注目されます。