2025年コンビニおにぎり人気調査結果概要
一般社団法人おにぎり協会が実施した「おにぎり調査2025」の結果が発表されました。この調査では、2025年の各主要コンビニエンスストアが提供するおにぎりについてのデータがまとめられています。特に注目されたのは、定番商品の「ツナマヨ」が依然として人気であること、価格が上昇する中でもその魅力が変わらない点です。
調査のハイライト
1.
定番具材の強さ
調査さらには、4社の通年人気ランキングでは、1位に輝いたのは改めて「ツナマヨ」です。他にも「鮭」や「昆布」といった定番の具材が上位を占め、消費者の味の想像しやすさが支持を集めています。特に、2024年と比較して、ツナマヨの価格は128円から178.20円に上昇しており、消費者が味だけでなく価格にも敏感になっていることがわかります。
2.
ボリュームやプレミアム志向の進化
一方で、ローソンではプレミアム商品がランキングに入り、通常の商品に加えて高付加価値の選択肢が広がっています。また、消費者は軽食としてのおにぎりから、一食分として満足できるボリュームを求めるようになってきています。これには、物価上昇の影響でおにぎりを2個買う代わりに1つの大きいおにぎりを選ぶ傾向が影響しているようです。
3.
新たな低価格帯の構築
原材料の高騰により、従来の定番商品が値上がりする一方で、低価格帯のおにぎりも続々と登場しています。例えば、ローソンでは海苔を使わない低価格ラインを拡充し、だしを用いて味の満足感を高める工夫を凝らしています。
4.
冷凍おにぎりの需要の高まり
食品ロス削減や物流効率化の観点から、ローソンは冷凍おにぎりの販売を全国に拡大しました。これは消費者が求める必需品として、非常に重要な選択肢になるでしょう。特に、賞味期限が短い通常のおにぎりに比べ、長期間保存が可能である冷凍おにぎりは、急速に流通の役割を果たすと期待されています。
消費者の行動の変化を反映
近年のコンビニおにぎりは、いかにして効率的に満足感を提供するかが重視されています。景気の変動に関係なく、消費者は満足感の得やすい定番商品を選び続けているのです。これは、忙しい現代社会において、「選択肢が少ないとき」の大切さを物語っています。特に、一人前の食事を短時間で済ませたい消費者にとっては、結果として「失敗しにくい味」のおにぎりが求められています。
まとめ
今後の「おにぎり調査」では、価格や消費者のニーズ、社会状況に応じたおにぎりの進化に注目が集まります。コンビニ各社はその動向から目が離せません。おにぎり協会としても、これからの市場の変化を見守りつつ、消費者のニーズに応えるための新たな提案をしていくことでしょう。おにぎりはただの食品ではなく、文化的背景とのつながりを持つ食品として、日本の食文化を支え続けていく役割を果たしています。