新たな暮らし体験
2021-04-07 10:00:05

南伊豆町で実現する新たな暮らし体験「ローカル×ローカル」

新たな交流拠点「ローカル×ローカル」



静岡県南伊豆町に新たにオープンした宿「ローカル×ローカル(L2)」は、旅行者と地元の人々をつなぐ特別な体験を提供しています。この宿は、ただの宿泊施設ではなく、1組限定の暮らし体験を通じて多様な価値観を堪能できる場所です。2021年4月のオープン以来、様々なプログラムが展開されており、リモートワークや温泉、自然に身を委ねた旅などが楽しめます。

様々な暮らしを体験する



「ローカル×ローカル」の最大の魅力は、実際の暮らしを体験できることです。例えば、漁師と一緒に漁に出かけ、朝日を船の上で迎えることや、自給自足で生活する百姓と囲炉裏を囲む体験。さらには、森の中でパン屋を営む夫婦と薪を割りながらお茶を楽しむこともできます。

このような交流を通じて、旅行者と地元の人々は深い関わりを持つことができます。アクティビティが多いだけではない、会話やお互いの価値観を学び合う時間が、参加者の心に新たな豊かさをもたらします。

体験の様子

「南伊豆くらし図鑑」との連携



宿のプログラムは「南伊豆くらし図鑑」と呼ばれる体験プログラムと密接に連携しています。これは、南伊豆に住む人々の日常に触れることができるもので、多様な暮らし方や文化を学ぶ機会を提供します。宿泊の際には、このプログラムへの参加も可能で、より深く地域とのつながりを感じることができます。

地域とのつながり



「ローカル×ローカル」は、地域の魅力を引き出す架け橋の役割を果たすことを目指しています。旅行者が地域に訪れることで、交流人口が増加し、地域の活性化に寄与することを期待しています。また、宿泊者はリモートワークの場所としても利用でき、静寂な環境の中で仕事に集中できる新たなスタイルを提供しています。

宿の詳細



宿の設計・施工は京都・神戸を拠点とするTEAMクラプトンが担当。彼らは、共同作業の理念「みんなでつくろう(DIT)」を掲げ、地域に根ざした空間作りを行っています。宿は3室あり、それぞれ異なる魅力を持った客室が用意されており、オープン記念として、平日1室5,000円、休日8,000円の特別価格が設定されています。

南伊豆町について



南伊豆町は伊豆半島の最南端に位置し、その美しい自然環境は観光客に愛されています。しかし、人口減少や交流人口の減少、高齢化などの課題も抱えています。「ローカル×ローカル」が新たな交流の場として機能することで、地域の問題解決につながることを期待しています。

運営者の想い



宿を運営する伊集院一徹さんは、地域おこし協力隊を経てこの宿をオープンしました。彼は「人との交流を通じて、南伊豆の魅力を再発見し、地域活性化の手助けをしたい」という強い思いを持っています。地域の人々と旅行者が交差する場所として、L2が新しい価値を生み出すことを願っています。

より詳細な情報は公式ウェブサイトをチェックしてください: ローカル×ローカル公式サイト

会社情報

会社名
一般社団法人南伊豆編集室
住所
静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂842-3
電話番号

トピックス(地域情報)

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