次世代型住宅「ウーディア」が登場
株式会社アイム・ユニバースが、Hyundai Mobility Japan株式会社、株式会社ウッドワンとの協力により、電気自動車(EV)を組み合わせた次世代型住宅「ウーディア」を発売しました。この住宅は、停電時であっても数日間、生活に必要な電力を供給可能で、災害時にも強い設計が特徴です。
画期的な協業
今回の取り組みは、Hyundai Mobility JapanとのMOU(基本合意書)の締結を基に展開されます。2023年10月、埼玉県さいたま市において、両社の代表が登壇し、クルマと住まいの未来のライフスタイルについてのビジョンを発表しました。
「ウーディア」は、まず埼玉県さいたま市で2棟が分譲販売されます。Hyundai Mobility JapanのEV「INSTER」に搭載されている大容量の駆動用バッテリー(49kWh)を活用し、停電時には住宅に向け最大約4〜5日分の電力供給が可能です。この「V2Hシステム」(Vehicle to Home)を標準装備しているため、電気自動車と住宅の間で電力のやり取りがスムーズに行われます。
エコで災害に強い設計
この住宅には6kWの太陽光発電システムと6.5kWhの蓄電池が標準装備。これによりエネルギー自給型の生活に近づいており、ZEH基準(ゼロエネルギーハウス)にも対応しています。この基準により、高断熱や省エネ設備を導入しつつ、快適な室内環境を実現しています。
内装には、ウッドワンの無垢材「ピノアース」を用い、外壁には災害や水害に強い「パワーボード」が採用されています。このような構造によって、安心して暮らすことができ、万が一浸水が発生した場合でも、屋上テラスを一時避難スペースとして活用可能です。
更に、制震システムが導入され、将来の資産価値を保護する「建物価値保証」も付いています。EV、太陽光発電、蓄電池を含めた総価格は税込みで7,760万円からとなっています。
アイム・ユニバースの理念
アイム・ユニバースは、関東圏や沖縄を中心に約2,000棟の分譲実績を誇る総合住宅メーカーです。「特別な仕様を標準仕様に」「特別な時間を日常の時間に」というコンセプトのもと、高断熱性能や自然素材を用いたリゾート邸宅ブランド「&RESORT HOUSE」を展開しています。
今後も「木と共に生きる住宅」「災害に強い住宅」「EVとの暮らし」といった新たな価値を住まいに加え、次世代型住宅の普及を目指していく予定です。家族が安心して長く住める住まいを追求し、未来のライフスタイルを設計することに力を注いでいくことでしょう。
詳細情報
興味のある方は公式サイトにて最新情報をチェックしてください。
「ウーディア」などの新しい住宅的価値を次世代に引き継ぐことが期待されています。